8月2日、「ゼネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・キッツビューエル/7月30日~8月4日/クレーコート)で、ダニエル太郎(日本/エイブル)は世界88位のジャウメ・ムナール(スペイン)との男子シングルス準々決勝で6(3)-7、3-…
8月2日、「ゼネラリ・オープン」(ATP250/オーストリア・キッツビューエル/7月30日~8月4日/クレーコート)で、ダニエル太郎(日本/エイブル)は世界88位のジャウメ・ムナール(スペイン)との男子シングルス準々決勝で6(3)-7、3-6で敗退した。試合時間は2時間0分だった。
ダニエル太郎は現在、世界ランキング81位で、頑強なストロークを持っている。前週に行われた「ATP250 グシュタード」でもベスト8入りを果たしていた。
ダニエルは第1セットの序盤でまずは優位を築いた。チャンスがダニエルに訪れたのは、自身のサービスをキープしてから、1度目のリターン。最初のブレークポイントを迎えると、ダニエルがそのチャンスを活かして1ブレークアップのリードとした。
また、第4ゲームで同試合2度目となるリターンでも、ダニエルがブレークに成功して、大きなリードを確保した。
しかしその後、ダニエルのサービスゲームでは逆に、ムナールのブレークが続き、第8ゲームを終えた時点でスコアはイーブンに。第1セットはタイブレークで決着をつける形になった。
その中では、両選手ともにミニブレークを重ねたが、ダニエルがわずかにムナールに及ばず6(3)-7で第1セットを落とした。
第2セットに入ると、前セットの前半のブレークし合う展開とは打って変わって、締まった展開に。ダニエルとムナールはともにセット冒頭のサービスをキープし合って試合後半のスタートを切った。
ダニエルはその中で、第4ゲームのサービスでブレークポイントを握られるピンチに。結局は、同ポイントをムナールに与えてしまい、1ブレークダウンの劣勢に立たされた。
その後、ダニエルは自身のサービスゲームを明け渡しはしなかったものの、ムナールのサービスをブレークすることもできずにゲームは進行。劣勢を挽回することはできずに、黒星を喫した。
ダニエルに勝利したムナールは準決勝でマルティン・クーリザン(スロバキア)と対戦する。(テニスデイリー編集部)
※写真はラケットを構えようとするダニエル太郎(2018年の「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」でのもの)
(Photo by Matthew Stockman/Getty Images)