済美と下関国際は2年連続、愛産大三河は22年ぶりに 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は27日、12地区で19試合の熱戦が繰り広げられた。静岡、東愛知、西兵庫、愛媛、山口の5地区では決勝が行われ、新たに5校の甲子園出場が決定。56代表…

済美と下関国際は2年連続、愛産大三河は22年ぶりに

 第100回全国高等学校野球選手権記念大会は27日、12地区で19試合の熱戦が繰り広げられた。静岡、東愛知、西兵庫、愛媛、山口の5地区では決勝が行われ、新たに5校の甲子園出場が決定。56代表校のうち43校が決まった。

 西兵庫では明石商が姫路工を下し、夏の甲子園初出場。昨秋、そして今春の県大会も制していた明石商は兵庫大会史上3校目の3季連続の県大会王者となった。

 静岡は常葉大菊川が島田商との大接戦を制し、2年ぶり6回目の代表校に。2度のビハインドを追いつくと、8回裏に根来が右前適時打を放って勝ち越し。9回に再び島田商に同点とされたが、9回裏に再び1点を奪って劇的なサヨナラ勝ち。島田商は78年ぶりの甲子園にあと1歩及ばなかった。

 東愛知では愛産大三河が、西尾東に3-1で勝ち、22年ぶり2回目の甲子園出場を決めた。山口では昨夏代表校で選抜にも出場していた下関国際が3季連続の聖地への切符を掴んだ。

○静岡:常葉大菊川(2年ぶり6回目)

○東愛知:愛産大三河(22年ぶり2回目)

○西兵庫:明石商(初出場)

○愛媛:済美(2年連続6回目)

○山口:下関国際(2年連続2回目)(Full-Count編集部)