スーパラグビー参戦8年目で初のプレーオフ進出を目前としていたメルボルン・レベルズ(オーストラリア)の悲願達成は、ライバルの結果待ちとなった。レベルズは7月14日、ダニーデン(ニュージーランド)で迎えたレギュラーシーズン最終戦で、ハイランダーズに勝てば自力でプレーオフ進出圏内の8位以上が確定だったが、37-43で逆転負けし、7勝9敗(勝点36)で終えた。
 このため、9位:シャークス(南アフリカ/6勝1分8敗=勝点32)の望みがつながり、日本時間深夜に南アのダーバンでおこなわれるジャガーズ戦にシャークスが勝てば、ボーナスポイントなしで勝点が並んでも得失点差で優位のシャークスがベスト8入り。シャークスが負ければ、レベルズが8位キープでプレーオフ進出となる。

 大事な最終戦でレベルズは先に主導権を握った。
 3-3で迎えた前半9分、ラインアウトからモールで前進し、日本代表でもあるNO8アマナキ・レレイ・マフィがインゴールに突っ込みファイブポインターとなった。18分にはSOリース・ホッジがトライを奪い、17-3となる。

 しかし23分、レベルズのSHマイケル・ルルにイエローカードが提示され数的バランスが崩れると、流れが変わった。

 26分、ハイランダーズはブレイクダウンでターンオーバーすると、カウンターでWTBワイサケ・ナホロが約70メートル走り切った。33分にはLOジャクソン・ヘモポがマフィからボールをもぎ取って攻めに転じ、CTBテイ・ウォールデンが切り込んでSHケイン・ハミントンのトライを演出した。

 レベルズは36分にSOホッジがキックチャージから独走して勝ち越したが、ハイランダーズはハーフタイム前にキックパスを使って取り返し、2点差に詰めて折り返した。

 リードを広げたいレベルズは、52分(後半12分)、SOホッジがまたもキックチャージに成功してハットトリックを達成。ブーツでも加点し、34-22とした。

 しかし、プレーオフ進出は決めているもののホーム最終戦で負けられないハイランダーズは、63分、連続攻撃をWTBテヴィタ・リーがゴール左隅にフィニッシュ。66分にはFBジョシュ・マッケイのカウンタービッグゲインでチャンスとなり、たたみかけ、HOグレッグ・プリーサンツテイトがピック&ゴーでトライゲッターとなって同点、コンバージョンも決まって逆転した。
 ハイランダーズはさらに76分、FWのパワープレーで加点し、勝利を引き寄せた。

 レベルズは試合終了間際にPGで6点差とし、ラストアタックでWTBセファナイア・ナイヴァルが駆け上がってトライチャンスを作ったが、パスをもらったFBジャック・マドックスに対し、ニュージーランド代表WTBでもあるナホロがビッグヒットで止め、ハイランダーズの22番をつけたマット・ファデスがすかさずブレイクダウンで絡んでレベルズの反則を引き出し、ホームチームが歓喜する結果となった。

 注目のシャークス対ジャガーズ戦は、日本時間15日の0時15分キックオフ。