7月12日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会10日目。車いす女子シングルス準々決勝で、第2シードの上地結衣(日本/エイベックス)がマジョレーン・バイス(オランダ)に6-4、6-4とストレートで勝利した。…

7月12日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会10日目。車いす女子シングルス準々決勝で、第2シードの上地結衣(日本/エイベックス)がマジョレーン・バイス(オランダ)に6-4、6-4とストレートで勝利した。試合時間は1時間27分。

上地はグランドスラムのシングルスで6個のタイトルを持ち、6月の「全仏オープン」で優勝を飾っている。対戦相手のバイスは、グランドスラムでは2016年「全仏オープン」で1度優勝。二人は1月の「全豪オープン」ではペアを組みダブルスで優勝した。

第1セット、バイスのサービスゲームから始まり、上地はいきなりブレークに成功。しかし直後の第2ゲームでブレークバックされる。その後もブレーク合戦となり上地のゲームカウント5-4に。第10ゲームで上地がこの試合初めてキープし、第1セットを先取。

そして第2セット、第2ゲームで上地はブレークを喫するが、第3ゲームから4ゲーム連取し4-2に。第8ゲームで再びブレークされ4-4になるも、その後上地は2ゲーム連取して勝利。準決勝へ駒を進めた。

勝利した上地は準決勝で、アニーク・ファンクォト(オランダ)と対戦する。シングルスで生涯グランドスラム達成に向け「ウィンブルドン」優勝を目指す上地、今後も勝ち進めるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は初戦を突破した上地結衣(2017年「ウィンブルドン」の時のもの)

(Photo by Moto Yoshimura/Getty Images)