*写真は吉村和弘(愛知工業大学)

7月12日、全国の大学体育会卓球部No.1を決める、第88回全日本大学総合卓球選手権大会団体の部(通称“インカレ”)が東京都墨田区総合体育館にて開幕した。

優勝候補は前回王者の明治大学。酒井明日翔に加えて、今年の全日本選手権でベスト8に輝いた渡辺裕介、国際大会経験も豊富なJOCエリートアカデミー出身の龍崎東寅など、有名選手揃いである。

そして前回準優勝の専修大学。今年の全日本選手権でランク入り(ベスト16)の田添響、ブンデスリーガでも活躍する及川瑞基、三部航平など、選手層の厚さを誇る。

その中でも、注目は吉村和弘率いる愛知工業大学(以下、愛工大)だ。インターハイで単複団の3冠を果たしたスーパールーキー・木造が加わり、吉村と木造が主軸となりインカレの王座を目指す。

愛工大は、3年前、兄の吉村真晴が4年生、吉村和弘が1年生の時に、大島祐哉率いる早稲田大学と対戦し、見事2年ぶりの優勝を飾った。この時吉村和弘は1年生でありながら早稲田大学から勝ち星をあげ、優勝に貢献したのだ。

それ以降明治大学が第86回、第87回のインカレを制し、愛工大は優勝から遠ざかっている。

吉村和弘自身もインカレ直前まで実業団チーム・シチズンの合宿に参加していたそうで、その様子を見て兄・吉村真晴も「頑張れよ!」と熱いエールを送っていた。

頑張れよ! https://t.co/owOqHHCAeR

— 吉村真晴Maharu Yoshimura (@0803_maharu) July 11, 2018

3年前、チームのエースであった兄に変わり、今は吉村和弘がチームを引っ張る立場になった。

今年の香港オープンで怪我を克服し、自身初の国際大会優勝を飾った吉村和弘は“吉村真晴の弟”ではなく、“吉村和弘”として大学の日本一を目指す。

文:ラリーズ編集部
写真:伊藤圭