張本智和 Photo:Itaru Chiba


 ITTFワールドツアーで唯一、日本で開催される「ライオン卓球ジャパンオープン荻村杯」<6月6〜10日/福岡県北九州市>が7日に予選を終え、8日から本戦に入る。実施されるのは男女シングルスおよびダブルス、混合ダブルスの5種目。混合ダブルスは東京2020五輪での新採用が決まっているため、ITTFワールドツアーでも前戦中国オープンから採用された。

 また、例年であれば東京体育館(東京都渋谷区)が舞台を務めるのだが、東京2020五輪に向けた改修工事の関係で、今年は北九州市が開催に名乗りを挙げた。同市では1996年にもジャパンオープンが開催されており、実に22年ぶり。北九州市立総合体育館(北九州市八幡東区)が会場となっている。

 男子シングルスは8人の日本人選手が本戦に出場する。海外勢も第1シードにボル(ドイツ)、第2シードに馬龍(中国)という豪華な顔ぶれだ。日本人選手の中で勢いを感じるのはツアー2戦前の香港オープン男子シングルスで優勝した吉村和弘(愛知工業大学/世界ランク75位)か。今大会予選でも世界ランク35位の陳建安を破って本戦に進出しており好調を維持しているようだ。また世界卓球2018スウェーデン以来、約1カ月ぶりの実戦に臨む張本智和(JOCエリートアカデミー)も充電を済ませて意気揚々。なお水谷隼(木下グループ)は連戦による疲労で欠場している。

【男子シングルス本戦出場 日本人選手】WR=世界ランク
丹羽 孝希(スヴェンソン)WR9
張本 智和(JOCエリートアカデミー)WR10
松平 健太(木下グループ)WR14
上田 仁(シェークハンズ)WR23
吉田 雅己(FPC)WR27
吉村 真晴(名古屋ダイハツ)WR30
吉村 和弘(愛知工業大学)WR75
田中 佑汰(愛工大名電高校)WR331

(文=高樹ミナ)


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