昭和レトロを感じる昔ながらの風景に、モダンなカフェや雑貨屋などが溶け込む下町・蔵前。蔵前駅から歩いて約3分、大通りから一本中に入った場所におしゃれな卓球バーがある。郵便局の隣のビルが今回の“ピンポンスポット”それが「RIBAYON(リバヨン…

昭和レトロを感じる昔ながらの風景に、モダンなカフェや雑貨屋などが溶け込む下町・蔵前。

蔵前駅から歩いて約3分、大通りから一本中に入った場所におしゃれな卓球バーがある。



郵便局の隣のビルが今回の“ピンポンスポット”

それが「RIBAYON(リバヨン)」だ。



ビルの入り口には観葉植物が飾ってある。茶色の丸い看板が目印。

エレベーターで4階へ上がると、店名が書かれたショッキングピンクの看板と、インターホンが現れる。



RIBAYONという珍しい店名は、何度も発音したくなるような響きだ

店名のRIBAYONは、「RIVER」「BAR」「YON(4階)」を混ぜた造語だそう。由来の通り、店内に入った瞬間、窓から隅田川が目の前に広がる光景に驚く。

時折屋形船が目の前を通りすぎ、日が暮れるにつれてスカイツリーに光が灯る。川沿いを走るランナーを眺めているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいそうになる。



窓から見える景色。明るくても夜景でも美しい

店内入口に設置されたロッカーに靴を入れて中に足を踏み入れると、何十種類もお酒が並ぶバーカウンターと色とりどりのクッションが目に留まる。オーセンティックなバーカウンターに靴下で座る経験は珍しく、お洒落な店内でもリラックスして楽しめる。



窓際にはカウンター席もあり、デートとしても友人同士でゆっくり話すのにも最適だろう。

「リバヨン」開店前は楽器の倉庫で、それをリノベーションしてRIBAYONが誕生した。オープン当初より、卓球をしない人も含めてお客さんが年々増えている。



店内の風景。ベンチャーのオフィスのようなカラフルなクッションが並ぶ

お酒の種類が豊富なところがRIBAYONの特徴。店員さんのお勧めドリンクは「ハイパーハイボール」と「リバヨンレモンサワー」だ。

「ハイパーハイボール」は氷なしで飲むハイボールだ。キンキンに冷やされたハイボールをビール感覚で楽しむことができる。「リバヨンレモンサワー」は、隠し味に蜂蜜を使用した生レモンサワーだ。



店員さんお勧めのハイパーハイボール(左)とリバヨンレモンサワー(右)

季節のカクテルも4種類程度あり、取材時の3月にはあまおうを使ったカクテルがあった。

お勧めの食べ物はお鍋。しゃぶしゃぶ鍋やすき焼き鍋など、お鍋の種類もたくさん用意してある。お鍋以外では、ねぎ焼きがおすすめ。牛すじとコンニャクが入った甘じょっぱい味付けにお酒がどんどん進んでしまう。



店員さんお勧めフードのねぎ焼き。サク飲みしたい時に最適!

卓球台は、全部で2台。貸切ができる部屋も完備している。共有の台もテーブルから少し離れた半個室のようになっており、多少ボールが飛んでも他のグループにそれほど気を遣わずに卓球を楽しむことができる。

プレーする人々は初心者から上級者までレベルは様々で、靴を脱ぐためヒールを履いている女性でも気軽に打てるのが嬉しい。



卓球台周辺にはお酒の持ち込みももちろん可能。

友人同士のカジュアルな使い方はさることながら、デートや合コンでの用途としても重宝しそうな卓球バー「リバヨン」に、ぜひ一度訪れてみてはいかがだろうか。

お店情報

リバヨン (RIBAYON)
住所:東京都台東区蔵前2-15-5 Mirror 4F
電話:03-5820-8210
営業時間:【月~金】18:00~26:00/【土日祝】17:00~26:00
チャージ:お一人様 500円
公式HP:http://www.ribayon.com/

取材・写真・文:ラリーズ編集部