平日はサラリーマン、そして週末はアスリートという、二刀流の人生を歩む社会人アスリートの方々へのインタビュー企画です。仕事もスポーツも本気で取り組む社会人アスリートの方々にフォーカスします。 あなたのプロフィールを教えてください。 名前:大…

平日はサラリーマン、そして週末はアスリートという、二刀流の人生を歩む社会人アスリートの方々へのインタビュー企画です。仕事もスポーツも本気で取り組む社会人アスリートの方々にフォーカスします。

あなたのプロフィールを教えてください。
名前:大嶋あやの
身長、体重:155cm 50kg
職業:信用金庫職員
競技名:スポーツクライミング
所属チーム名:なし

サラリーマンとアスリートの両立という過酷な日々を続ける理由を教えてください。また、競技の好きなところも教えてください。
周りの先輩方を見ていると、社会人になって仕事が生活の中心になり、気づくと1年が終わっているという人が多くて、自分に置き換えて将来を考えた時、ぞっとしたんです。社会人になってもまだ進化できると思っていたし、仕事を理由に諦めたくなかったので、やりたいと思ったことは絶対にやろうと思っていました。そしていつになっても遅すぎることはないと思うので挑戦し続けたいなと、それが理由です。 
競技の好きなところは、他のスポーツってほとんどのライバルは対人(たいひと)なんです。あの人は背が高いからこうしなきゃとか、相手によって戦略を立てたりするのが多く、きっと自分が勝つためには敵になる人のことを考えてると思うんです。今までいろんなスポーツをしてきましたが、競技によっては相手のミスを喜んだりするものもありました。でもそれは決して悪いことではないと思います。競技の特性だと思いますし。ただ、クライミングは対人ではなく、対壁なんです。岩や壁が相手なんです。言ってしまえば、周りの人がどんなに強くても、その壁を登れれば良いのです。クライマーのほとんどが「誰かがあの壁や岩を登るところを見たい。だから応援しよう。」という仲間意識が強いです。この課題をどういう風に登ったら良いのかをみんなで考えている時間もとても楽しいです。そしてクライミングの1番の魅力は場所によって岩の質や景色が違うところです。岩質によって昔はどんな場所だったのかとかを考えるのも楽しく、季節によって景色が変わるのも好きです。パソコンを見つめる日々の中で岩に囲まれて過ごす休日は気分もリフレッシュされてとても癒されます。自然と共生していると感じる瞬間がとても大好きです。

いつまで現役を続けますか?
生涯現役でいたいです。

<一問一答>

生まれ変わったら何になりたいですか?
鷹になりたいです。

あなたのヒーローは誰ですか?
ジャッキー・チェンとアイアンマン。

あなたのカッコいいところを教えてください。
限界を決めないところ。

あなたのカッコ悪いところを教えてください。
限界を超えてしまい身体を壊すところ。

宝物は何ですか?
自分の体。

好きなお花は何ですか?
ひまわり。

座右の銘は?
「人間が想像できるものは必ず実現する。たとえ時間がどれほどかかろうと実現するもんだ」。

最近ブルッたことは何ですか?
友達に滑り止めのついた手袋を貸したら、滑り止めを手の甲側にしてはめたこと。

この記事を読んでいるユーザーへのメッセージをください。
社会人になったから仕事しかしないという決まりは無いと思います。人生は一度しかないし、自分だけの人生、他人に決めてもらったら面白くないと思いませんか?きっとこの記事を読んでくださってる方の中にはサラリーマンとアスリートの二刀流に興味がある方が多いはずです。もし悩んでいたら、諦める必要はないと思います。やるべきです。「もしダメだったら、、、」はダメだった時に考えれば良いのです。何を始めるのにも遅すぎることはありません。ただ努力は尋常じゃないくらい必要だと思います。私も日々努力しています。一緒に二刀流な人生を歩みましょう