「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第21シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦。1-6、6(7)-7のストレートで大…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の大会6日目、女子シングルス3回戦で第21シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が第13シードのマディソン・キーズ(アメリカ)と対戦。1-6、6(7)-7のストレートで大坂が敗れた。試合時間は1時間23分だった。

第1セットはリズムがつかめず1-6で奪われてしまった大坂、続く第2セットもやや苦しい展開に。第3ゲームで先にブレークを許してしまうと、直後の第4ゲームには0-40のブレークチャンスを活かせず。

そんな中ゲームカウント2-3で迎えた第6ゲーム、大坂はまたも0-40でブレークポイントを握ると、今度はラブゲームでブレークバックに成功。ここから気持ちを切り替え波に乗りたい大坂は、次のサービスゲームもラブゲームでキープした。

ところが4-4での大坂のサービスゲーム、キーズの強力なフォアハンドショットが決まると、その後大坂のダブルフォルトで再びブレークを許す。第10ゲーム、このまま終わってしまうのかという状況で、会場の観客から「がんばって」と日本語の声援が飛んだ。大坂は相手のサービング・フォー・ザ・マッチ、マッチポイントもしのぎ土壇場のブレークバックを果たした。

ここ一番を奮起して次のサービスゲームをキープした大坂、第2セットはタイブレークにもつれ込んだ。

タイブレークでは大坂が先にミニブレーク。その後相手の2連続ポイントで4-5と逆転されるも、すぐさま大坂がミニブレークし返し6-5のセットポイントを握った。しかしあと一本が決まらずシーソーゲームは続く。7-7で大坂が相手のクロスショットに逆をつかれマッチポイントを握られると、最後は大坂のサービスがダブルフォルトとなり試合に敗れた。

勝ったキーズは4回戦で、第4シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)対第31シードのミハエラ・ブザネスク(ルーマニア)の勝者と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真はキーズに敗れた大坂なおみ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)