「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の1日目。男子シングルス1回戦で第4シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が世界182位でラッキールーザーのモハメド・サフワト(エジプト)と対戦。第2セットもデ…

「全仏オープン」(フランス・パリ/5月27日~6月10日/クレーコート)の1日目。男子シングルス1回戦で第4シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が世界182位でラッキールーザーのモハメド・サフワト(エジプト)と対戦。第2セットもディミトロフが6-4で奪い、2セット連取した。

第1セットをわずか24分、6-1で先取したディミトロフ。第2セットでもいきなり相手のサービスをブレークし、トップ5選手としての実力差を見せつける。ところが第2ゲーム、ディミトロフは自身のダブルフォルトもあり30-40に。この試合初のブレークピンチを迎えたが、その後は再び落ち着いたラリーを展開しこのゲームをセーブした。

サフワトも所々いいラリーと鋭いフォアハンドショットを見せ、第6ゲームにはディミトロフからこの試合初のサービスブレーク。大きく崩れてはいないディミトロフであったが、途中サービスの確率低下やダブルフォルトによって多少苦しんでいたようだった。

ディミトロフの4-3のリードで迎えた第8ゲーム、ディミトロフは再びサービスキープに時間を要した。するとデュースになったところで再び火がついたのか、ディミトロフはサービスやショットのキレが増し、一気にキープして見せる。

このセット何とか追いすがろうとする相手を振り切り、第2セットも連取した。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第3セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真はサフワトと対戦するディミトロフ(「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」出場時のもの)

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)