*写真は世界卓球2018日本代表公開練習の伊藤美誠(スターツSC)<2018年5月22日〜5月27日 ITTFワールドツアー・香港オープン(ハンセン)>2018年香港オープン 大会4日目までの結果5月22日から5月27日にかけてITTFワー…

*写真は世界卓球2018日本代表公開練習の伊藤美誠(スターツSC)
<2018年5月22日〜5月27日 ITTFワールドツアー・香港オープン(ハンセン)>

2018年香港オープン 大会4日目までの結果

5月22日から5月27日にかけてITTFワールドツアー・香港オープンがハンセンで行われている。

日本からは石川佳純、平野美宇、伊藤美誠、佐藤瞳、早田ひな、加藤美優、長崎美柚、木原美悠、大藤沙月、塩見真希、相馬夢乃、森さくら、橋本帆乃香、芝田沙季、浜本由惟、前田美優の16名の女子選手が出場している。

大会4日目はシングルス決勝トーナメントベスト8決定戦、ダブルス決勝トーナメント準々決勝・準決勝が行われた。

伊藤美誠が準々決勝に。平野美宇は中国選手に敗北

伊藤美誠(5月度世界ランキング5位・スターツSC)がLEE Ho Ching(同19位・中国香港)にゲームカウント4-2で勝利し、順当に準々決勝に駒を進めた。

LEE Ho Chingは2017年の女子ワールドカップでベスト8に残る実力の持ち主だが、世界選手権から好調の伊藤が寄せ付けなかった。

準々決勝で伊藤を待ち受けるのは今大会石川佳純を初戦で破った李恩惠(同136位・韓国)だ。先輩石川のリベンジなるか。

そして一方、平野美宇(同6位・日本生命)がZHANG Rui(同76位・中国)にゲームカウント1-4で敗れた。

ZHANG Ruiは決勝トーナメント初戦で早田ひなをストレートで圧倒しており、波に乗っている選手だ。世界ランクこそ早田、平野の方が上だが、中国の選手層の厚さが証明された試合となった。

女子ダブルスでは伊藤/早田ペアが準決勝で中国の陳幸同(同8位)/SUN Yingsha(同14位)ペアに惜しくも敗れ、3位という結果になった。

陳幸同は去年のグランドファイナルで3位に食い込むなど、近年力をつけて来ている21歳、そしてSUN Yingshaも去年のオーストリアオープンで3位入賞を果たした伊藤、平野と同じ18歳だ。

2018年香港オープン:主な日本女子選手の結果

女子シングルス決勝トーナメント

<ベスト8決定戦>
伊藤美誠 4-2 LEE Ho Ching(中国香港)
5-11/11-4/11-5/11-7/10-12/11-7

平野美宇 1-4 ZHANG Rui(中国)
9-11/7-11/8-11/13-11/10-12

女子ダブルス決勝トーナメント

<準々決勝>
木原美悠/長崎美柚 2-3 CHEN Ke/王曼昱(中国)
11-8/7-11/11-9/4-11/10-12

伊藤美誠/早田ひな 3-0 LI Ching Wan/LIU Qi(中国香港)
11-9/11-8/11-3

<準決勝>
伊藤美誠/早田ひな 1-3 陳幸同/SUN Yingsha(中国)
4-11/11-2/7-11/10-12

2018年香港オープン:5日目の初戦の組み合わせ

女子シングルス決勝トーナメント

<準々決勝>
伊藤美誠 vs 李恩惠(韓国)
徐孝元(韓国) vs 王曼昱(中国)
ZHANG Rui(中国) vs 陳幸同(中国)
劉詩ブン(中国) vs HE Zhuojia(中国)

文:ラリーズ編集部
写真:田村翔/アフロスポーツ