「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の6日目、準々決勝で第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。6…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の6日目、準々決勝で第4シードのマリン・チリッチ(クロアチア)が第10シードのパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)と対戦。6-3、6-3のストレートでチリッチが勝利し、準決勝進出を決めた。試合時間は1時間5分。

勝利したチリッチは、ダビド・ゴファン(ベルギー)を破ったアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と準決勝で対戦する。

両者は過去に2回対戦しており、チリッチが2勝0敗。今回の勝利で3勝目とした。

第1セット、両者ともにキープを続けてきたが、先にブレークに成功したのはチリッチ。第6ゲームでブレークし、続く第7ゲームをキープしてゲームカウントを5-2とした。そして第8ゲームをラブゲームでキープし、ゲームカウント6-3、わずか31分で第1セットを先取した。

第2セットもチリッチが第1ゲームでブレークに成功して先行する。そしてこの後はお互いにキープを続けていき、チリッチが第1ゲームでのリードを守り切った上に第9ゲームもブレークし、6-3で第2セットを連取した。試合を通してチリッチは一度もブレークポイントを握られることなく試合を終えた。

準決勝で対戦するズベレフとは、チリッチから見て1勝4敗と負け越している。チリッチが勝利したのは初対戦となった2015年の「シティ・オープン」で、それ以降は全敗となっている。(テニスデイリー編集部)

※写真は準決勝進出を果たしたチリッチ

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)