「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の6日目、準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)が第11シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。第1セットは錦織が6-2で…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の6日目、準々決勝で錦織圭(日本/日清食品)が第11シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。第1セットは錦織が6-2で先取した。

両者は過去に14回対戦しており、錦織から見て2勝12敗と大きく負け越している。また、現在11連敗中のうえ、その11敗目は先週行われた「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マドリード」の1回戦。昨日の試合で好調ぶりを見せた錦織が苦手とするジョコビッチから勝利をもぎ取ることができるのか、期待がかかる。

第1セットはコイントスで勝ったジョコビッチのサービスから。第1ゲームの冒頭から熱のこもったラリーが続き、錦織にブレークのチャンスが訪れた。1度はセーブされたものの、再び訪れたチャンスを活かしてブレークに成功、リードを作った。

その後、両者ともにキープし合って迎えた第5ゲームで錦織は再びブレークに成功し、リードを広げた。錦織は非常に良く集中しており、ジョコビッチを寄せ付けない。第6ゲームを終わった段階でのファーストサーブの成功率が83%と、数字にも表れている。

第7ゲームをジョコビッチにラブゲームでキープされた錦織は、続く第8ゲームがサービング・フォー・ザ・セットとなった。ここでも錦織は落ち着いてポイントを重ねていくが、ここで初めて30-40とジョコビッチにブレークポイントを握られてしまった。ここをしのいだ錦織は連続でポイントを得て第8ゲームをキープし、第1セットを6-2で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は現在対戦中の錦織圭

(Photo by Giampiero Sposito/Action Plus via Getty Images)