「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の4日目、2回戦で錦織圭(日本/日清食品)が世界ランキング4位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。6(4)-7、7…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」(イタリア・ローマ/5月13~20日/クレーコート)の4日目、2回戦で錦織圭(日本/日清食品)が世界ランキング4位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。6(4)-7、7-5、6-4のフルセットの末に逆転勝利し、今大会4年連続ベスト16入りを果たした。試合時間は2時間55分。

試合後の会見で錦織は「またトップ10に勝てたことはとても自信になりますし、プラス良い試合ができた」と話した。

また、試合を振り返って「1セット目取らせたのが彼を強くした要因だったのは、試合中も理解していました。1セット目が取れなかったのが一番の長い試合になる原因だった。5-4のサーブ(サービング・フォー・ザ・セット)だったり、タイブレークを取れなかったのはかなり大きかったですね」と苦戦の要因を語った。

それでも「彼がどんどん調子を上げてきたのも、プレッシャーがなくなったおかげだと思うので。彼を強くさせてはしまいましたけど、劣勢なときに良いプレーができた」「2セット目も3セット目も取られてもおかしくない試合だったので、本当にギリギリでした」と2セット目以降で勝負強さを発揮できたことを話した。

錦織は3回戦で世界ランキング28位のフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。今シーズン3度目のトップ10撃破を成し遂げた錦織が、3回戦でも勝負強さを見せることを期待したい。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 ローマ」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Julian Finney/Getty Images)