◆4・14~6・3 平成30年度東京六大学春季リーグ戦(神宮球場)

▼5・14 対立大3回戦
 ○明大3-1立大

 

立大|000 000 100|1
明大|000 100 20×|3

 

(明)○森下暢-西野
(立)川端健、●江口、手塚-藤野

【安】(明)8(立)5
【本】(明)越智③2ラン(7回=江口)
【三】(立)三井(7回)
【二】(明)森下暢(4回)
(明)◇併殺0 ◇残塁9 ◇盗塁0 ◇失策0

 

 息詰まる接戦をモノにした。負ければ優勝が遠ざかる3回戦。4回裏に森下暢仁投手(政経3=大分商)の適時打で先制するが、7回表に連打で同点に追い付かれる。しかしその裏、越智達也外野手(営4=丹原)の左越え2点本塁打で勝ち越しに成功。これが決勝打となった。投げては先発の森下暢が11奪三振で自身初の完投勝利。随所で勝負強さを発揮し、三つ目の勝ち点を手にした。

 打った瞬間、拳を握りしめた。同点に追い付かれて迎えた7回裏の攻撃。先頭打者が出塁しながら、バント失敗と3球三振で2死となる嫌な流れに。しかし5番の越智が一振りで払拭(ふっしょく)する。2球目の直球を左翼席中段にたたき込んだ。5回の満塁の好機では三振に倒れており「かなり悔しかった」と越智。汚名返上の一打はリーグトップに並ぶ3本目のアーチとなり、打点もリーグ最速で二桁に乗せた。左打者が多い打線の中、貴重な右の大砲が輝きを放っている。

 

 次戦はいよいよ慶大との天王山だ。昨秋は3カード連続勝ち点から慶大戦で連敗。あと一歩のところで優勝を逃した。「まだ勝ち点3。あと二つ取る」(越智)。昨秋のリベンジを、そして優勝への勝ち点を狙い、チーム一丸となって戦い抜く。

 

[楠大輝]

 

試合後のコメント

善波監督

--試合を振り返っていかがですか。
 
「暢仁(森下)と西野真也(政経3=浦和学院)のバッテリーがしっかりしていましたね。越智もみんなの気持ちを乗せたというか、そのような打球が出て良い方に流れを持っていってくれました。慶応には散々やられているので、本当になんとか勝ちます」

 

吉田有輝主将(商4=履正社)

--負けられない試合が続いています。チームの状況はいかがでしょう。
 
「初戦は落としてしまいましたが、なんとか自分たちの野球をしようと全員で一つになって臨みました。今日は暢仁がロースコアのゲームで完投してくれましたし、ピッチャー陣は毎試合頑張ってくれています。野手陣が頑張っているピッチャーを助けられる打撃をしないとなと思います。次は1戦目から落とさずに勝っていけるように、チーム一丸となって準備していきます」

 

越智

--本塁打の打席を振り返っていかがでしょうか。
 「来た球は強く振ることだけ意識していました。点を取らないと勝てないし、ピッチャーを楽にしてあげたいと思ったので打てて良かったです」

 

森下暢

--ご自身初の完投勝利です。
 
「昨日粘ってつないでくれたので、今日は絶対に勝たないといけないという思いでした。緊張感もありましたけど、勝ちたい思いの方が強かったです。次も勝って、みんなと一緒に優勝を狙っていきたいと思います」