「TEB BNP パリバ イスタンブール・オープン」(トルコ・イスタンブール/4月30日~5月6日/クレーコート)の6日目、準決勝でダニエル太郎(日本/エイブル)とジェレミー・シャルディ(フランス)が対戦。第1セットは6-3でダニエルが先取…

「TEB BNP パリバ イスタンブール・オープン」(トルコ・イスタンブール/4月30日~5月6日/クレーコート)の6日目、準決勝でダニエル太郎(日本/エイブル)とジェレミー・シャルディ(フランス)が対戦。第1セットは6-3でダニエルが先取した。

両者は今回が初の対戦となる。シャルディは世界ランキング87位、2013年には自身最高となる25位にもなった実力者だ。ダニエルは現在のランキングは114位、自身の最高位は2016年の85位。格上の相手にどこまで食い込めるのか。また、自身初となるATPツアーの準決勝でどこまで戦えるのか、期待がかかる。

第1セットはシャルディのサービスからスタート。シャルディにラブゲームでキープされたダニエルは、焦りからかミスもあって第2ゲームでデュースに追い込まれてしまう。アドバンテージを1度取られたものの、ここは落ち着いてキープした。今日のダニエルはどことなく落ち着いた雰囲気があり、ラリーも丁寧に返し、シャルディのミスを誘えている。

両者ともにキープし合って迎えた第5ゲームでダニエルは30-40とブレークポイントをつかむがこのチャンスは活かせなかった。しかし、デュースで粘るダニエルは再びブレークポイントをつかむと、バックハンドウィナーを決めてブレークに成功し、先行する形となった。

さらに第7ゲームではシャルディのミスに乗じて0-40と3つのブレークポイントを握った。ここはシャルディに粘られてキープされてしまったが、ダニエルは格上のシャルディに引けを取らないプレーを見せている。

ゲームカウント5-3で迎えた第9ゲーム、ここでもシャルディのミスに乗じて30-40とセットポイントを握った。ここはしのがれたが、デュースでもアドバンテージを取り、追い詰める。最後はシャルディのドロップショットがアウトとなり、6-3でダニエルが第1セットを先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は昨年の「デビスカップ」のときのダニエル太郎

(Photo by Matt Roberts/Getty Images)