ATP(男子プロテニス協会)は4月30日、新たな世界シングルスランキングを公表した。その中で、錦織圭(日本/日清食品)は順位を一つ上げて21位として、チョン・ヒョン(韓国)を抜き、再びアジア人1位の座についた。錦織は先週、「男子テニスATP…
ATP(男子プロテニス協会)は4月30日、新たな世界シングルスランキングを公表した。その中で、錦織圭(日本/日清食品)は順位を一つ上げて21位として、チョン・ヒョン(韓国)を抜き、再びアジア人1位の座についた。
錦織は先週、「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」では、自身の大会初戦となった2回戦で、途中棄権。
しかしランキングは22位から21位に上がり、昨年「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」でベスト8だったチョンが欠場したため、ポイントを失い22位に後退したため、錦織が順位で上回った。
他方で、ランキング上位での順位変動は小さく、ルカ・プイユ(フランス)の4位低下が最も目立つ動きだった。他方で、ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)、ジャック・ソック(アメリカ)、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、トマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が入れ替わりにそれぞれ、順位を1つ上げた。
また、ステファノス・チチパス(ギリシャ)は、「男子テニスATPワールドツアー500 バルセロナ」で決勝戦まで進出。ラファエル・ナダル(スペイン)には2-6、1-6で負けてしまったものの、チチパスにとっては躍進となり、19人抜きとなる大幅な順位アップを成し遂げた。
杉田祐一(日本/三菱電機)は、4つの順位を下げて、46位となった。トップ20のランキングは次のとおりだ。◇ ◇ ◇
【4月30日付最新ATPランキング】
順位(前週) 名前(国籍) ポイント
1.(1)ラファエル・ナダル(スペイン) 8,770
2.(2)ロジャー・フェデラー(スイス) 8,670
3.(3)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 5,195
4.(4)マリン・チリッチ(クロアチア) 4,985
5.(5)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 4,950
6.(6)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン) 4,470
7.(7)ドミニク・ティーム(オーストリア) 3,545
8.(8)ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 3,390
9.(9)ジョン・イズナー(アメリカ) 3,125
10.(10)ダビド・ゴファン(ベルギー) 3,020
11.(11)パブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン) 2,440
12.(12)ノバク・ジョコビッチ(セルビア) 2,220
13.(13)サム・クエリー(アメリカ) 2,220
14.(15)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,175
15.(16)ジャック・ソック(アメリカ) 2,155
16.(17)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 2,130
17.(18)トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 2,060
18.(14)ルカ・プイユ(フランス) 1,995
19.(20)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 1,840
20.(21)ミロシュ・ラオニッチ(カナダ) 1,835
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21.(22)錦織圭(日本/日清食品) 1,835
44.(63)ステファノス・チチパス(ギリシャ)1,106
46.(42)杉田祐一(日本/三菱電機) 1,070(テニスデイリー編集部)
※写真は昨年の「リオ・オープン」のときの錦織圭
(Photo by Buda Mendes/Getty Images)