女子日本代表 Photo:Itaru Chiba


「世界卓球2018スウェーデン(団体戦)<4月29日~5月6日/ハルムスタッド>大会3日目、女子グループリーグ最終、第5戦。
グループリーグトップ通過が確定していた日本の最終戦。グループリーグでは一番世界ランクの低いアメリカだったが、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)、伊藤美誠(スターツSC)の最強の布陣で臨んだ。



今回初の一番手を任された石川は、これぞキャプテンという安定した試合運びでストレート勝ちを収めると、続く平野は、相手に計9点しか与えない完璧な戦いを見せる。最後の伊藤も3-0のストレートで完勝。日本はグループリーグ5戦全試合で(15試合45ゲーム)誰ひとりゲームを落とすことなく完全勝利で予選グループトップ通過を決め、現地時間3日に行われる準々決勝へ弾みをつけた。メダル決定戦がないため、準々決勝で勝てばメダルが確定する。


【試合後インタビュー】

石川佳純
「(平野と伊藤は)普段は可愛いですけど、プレーは堂々と素晴らしいプレーをしてくれたと思う。世界卓球でオール3-0は私の経験でもないことなので、すごく嬉しい。予選リーグでは、いいプレーができて自信にもなったので、決勝トーナメント厳しい戦いが待っていると思うが、しっかりと準備してチーム一丸となって頑張る。」

平野美宇
「全勝で終われたのがすごくよかったし、オール3-0は意識はしてなかったけど、よかったなと思う。中国チームは1点落としていたので、日本の方が勢いに乗っていると思う。決勝トーナメントは、予選より強い相手と当たるし、もっと苦しい試合になる。そこでもしっかり勝てるようにベストを尽くしたい。」

伊藤美誠
「(石川には)私生活でも卓球の面でも引っ張ってもらって、いろんな面で尊敬している。石川さんがいれば安心といつもなっているので、ありがたいし心の支えになっている。(決勝トーナメントは)気持ちを切り替えて、また1日あるので気を引き締めて一丸となって試合に臨みたい。」



【世界卓球2018スウェーデン】
<女子グループリーグ第5戦>
日本 3-0 アメリカ

石川佳純 3-0 ウー ユエ
12-10/11-5/11-5

平野美宇 3-0 ワン エイミー
11-6/11-2/11-1

伊藤美誠 3-0 チャン リリー
11-6/11-9/11-5