◆4・15~6・6 東京六大学春季フレッシュリーグ戦(神宮球場)▼4・29 対早大     明大2-2早大明大|000 000 002|2早大|200 000 000|2(明)高橋聖、石毛-清水風(東)西垣-尾崎【安】(明)6(早)5【二】…

◆4・15~6・6 東京六大学春季フレッシュリーグ戦(神宮球場)
▼4・29 対早大    
 明大2-2早大

明大|000 000 002|2
早大|200 000 000|2

(明)高橋聖、石毛-清水風
(東)西垣-尾崎
【安】(明)6(早)5
【二】(明)陶山(4回)、公家(9回)
   (早)宮崎大(1回)、金子2(1回、6回)
(明)◇併殺0 ◇残塁5 ◇盗塁0 ◇失策1 

 執念で引き分けに持ち込んだ。先発の髙橋聖人投手(商1=小諸商)は初回に2点を失いながらも、2回以降は無失点の好投を披露。一方で、打線は先発の西垣雅也(早大)を前に8回までわずか4安打と好機を見いだせずにいた。試合が動いたのは最終回となる9回表。四球と安打で1点を返すと、新人主将(ゲームキャプテン)を務める公家響内野手(政経2=横浜)の適時二塁打で同点に。連盟規定により2-2で試合を終えた。フレッシュリーグ初戦は価値ある引き分けとなった。

 闘志あふれる投球を見せた。初めて神宮で登板した髙橋聖。立ち上がりを捉えられ先制点こそ献上するが、その後は相手打線を封じた。3回には得点圏に走者を背負うも「ピンチでギアが上がるタイプ」とすぐさま空振り三振に切って取る。伸びのある直球を武器に6回途中までに8奪三振。堂々とした力投を見せつけた。「もっと徹底して低めに投げ込みたい」。次回登板に向け制球力のさらなるレベルアップを誓った。

 リーグ戦を通じて進化を遂げる。経験の浅い下級生の選手にとっては、行われる1試合が貴重な経験となるはずだ。「戦いながら強くなって優勝したい」(公家)。試合ごとに成長する選手の姿から今後も目が離せない。

[丸山拓郎]

試合後のコメント
下田祥之学生コーチ(政経4=明大明治)
--今日の試合を振り返っていかがですか。

 「最後に追い付くことができたのは良かったのですが、最初はみんな緊張していました」

--次戦に向けての意気込みをお願いします。
 「先制をしたいので試合への入りを大事にして、もっと落ち着いてプレーできるように工夫していきたいです」

公家
--9回裏はどのような意識で打席に入りましたか。

 「3番の松下がなんとか食らいついてつないでくれたので、自分も打たなきゃいけないと思って打席に立ちました」

--これからに向けての意気込みを聞かせてください。
 「1試合ごとに自分たちも成長していけると思うので、戦いながら強くなって優勝したいです」
 
陶山勇軌外野手(商1=常総学院)
---フレッシュリーグでの目標をお聞かせください

 「これを良い踏み台にして、少しでも早くリーグ戦でデビューできるようにやっていきます」

髙橋聖
--自身の投球はいかがでしたか。

 「もっと徹底して低めに投げ込まなければいけないのかなと思います」

--今後の意気込みをお願いします。
 「求められていることをしっかりと果たして、誰からも信頼される投手になりたいです」