◆4・14~6・3 平成30年度東京六大学春季リーグ戦(神宮球場)▼4・30 対早大3回戦 〇明大9-4早大早大|000 040 000|4明大|510 030 00 ×|9(明)○森下暢、磯村、伊勢、髙橋裕-西野(早)●小島、早川…
◆4・14~6・3 平成30年度東京六大学春季リーグ戦(神宮球場)
▼4・30 対早大3回戦
〇明大9-4早大
早大|000 040 000|4
明大|510 030 00 ×|9
(明)○森下暢、磯村、伊勢、髙橋裕-西野
(早)●小島、早川、今西-岸本
【安】(明)11(早)8
【二】(明)西野(3回)、森下暢(5回)、渡辺佳(8回)
(早)福岡2(1回、4回)、檜村(5回)、鈴木萌(5回)
(明)◇併殺2 ◇残塁7 ◇盗塁0 ◇失策2
早大1回戦の借りを返した。明大は初回に森下智之内野手(文4=米子東)の適時打などで5点を先取。小島和哉(早大)対策として「甘い球を逃さない」(森下智)ことで意思統一したことが功を奏した。その後も小刻みに得点を積み重ね、計9得点。リーグ屈指の強力打線は健在だ。
打者としてのセンスも抜群だ。2回までに6点の援護を受けた森下暢仁投手(政経3=大分商)は初回からテンポのいい投球を披露するも、5回に連打と味方の失策が絡み4失点。しかしその裏の攻撃、1死一、三塁の好機で打席が回ると、小島のカーブを捉え左越え2点適時打を放った。投手ながら現在の打率は6割2分5厘。〝打者・森下暢〟が自らのバットで早大の反撃ムードを断ち切り、今季2勝目を挙げた。
王座〝奪冠〟に向け戦力は十分だ。第3週を終え、リーグトップのチーム打率・3割5分0厘を誇る明大打線。打ち勝つ野球で初回から流れをつくっていく。投手陣ではチーム最多の4試合に登板し、指揮官が「本当に頼もしい」(善波達也監督)と絶大な信頼を置く磯村峻平投手(文1=中京大中京)の活躍が著しい。次カードは昨春王者の立大。この勢いのまま勝ち点を取り、優勝戦線に残りたい。
[桐山雄希]
試合後のコメント
善波監督
--磯村投手が三連投ながら好投を見せました。
「本当に頼もしいよね。今日も点をやっていいよと出しているけど0で帰ってきたもんね」
吉田有輝主将(商4=履正社)
--2日連続勝ち試合となりました。
「(1戦目を受けて)野手の気持ちに火が付いたんだと思います。自分の与えられた役割をみんながきっちり果たせる良いチームになっていると思います」
森下智
--好調を維持されていますが。
「コーチの方にフォームを修正するようにアドバイスをもらって、それがはまったという感じです。左の腰が下がって右側に浮くので、それが平衡になるようにしました」
森下暢
--今季2勝目を挙げました。
「自分が勝っていかないとチームも勝っていけないので、しっかり勝って次につなげていきたいと思います」
磯村
--立大で警戒している打者はいますでしょうか。
「特にはいないです。一人一人任されたところを抑えるだけです」