「男子テニスATPワールドツアー250 ブダペスト」(ハンガリー・ブダペスト/4月23~29日/クレーコート)の5日目、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とマルコ・チェッキナート(イタリア)が対戦。第3セットまでもつれたが、最終セットはチェ…

「男子テニスATPワールドツアー250 ブダペスト」(ハンガリー・ブダペスト/4月23~29日/クレーコート)の5日目、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)とマルコ・チェッキナート(イタリア)が対戦。第3セットまでもつれたが、最終セットはチェッキナートが取り、7-5、4-6、2-6でストルフは敗れ、チェッキナートが準決勝に進出した。試合時間は1時間35分。

第3セットに入ってもチェッキナートの勢いは止まらず、ストルフのミスも止まることがなかった。第1ゲームでストルフはチェッキナートにブレークされてしまい、追う展開となった。

さらに第3ゲームでも15-40とストルフは2つのブレークポイントを握られてしまう。デュースで粘りはしたものの、ここも自身のミスによってチェッキナートにブレークされてしまった。

ゲームカウント0-3とリードされたストルフは、第4ゲームもあっさりとキープされてチャンスを作ることができなかったうえ、さらに第5ゲームでも30-40とブレークポイントを握られてしまった。ここはなんとかしのいだものの、防戦一方となってしまっている。

ゲームカウント2-5で迎え、チェッキナートのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲーム。ストルフは30-40とブレークポイントを握るが、デュースに持ち込まれてしまった。千載一遇のチャンスを活かしきれなかったストルフは、チェッキナートの勢いの前に為すすべなく第3セットを落とし、準々決勝敗退となった。

第7シードのストルフを破ったチェッキナートは、この後に行われる準々決勝第2試合、アンドレアス・セッピ(イタリア)とニコラス・バシラシビリ(グルジア)の勝者と準決勝で対戦する。

準々決勝で敗れたストルフは、この後に行われる男子ダブルスの準決勝でマクラクラン勉(日本)と組み、準決勝を戦うことになっている。(テニスデイリー編集部)

※写真は準決勝進出を果たしたチェッキナート(「全豪オープン」のときのもの)

(Photo by Robert Prezioso/Getty Images)