光速のプリンセス・平野美宇卓球選手の両親のもと、3歳から卓球をスタート。小学1年で全日本選手権のバンビの部を制し、同学年の伊藤美誠と切磋琢磨をしながら、数々の最年少記録を打ち立ててきた。リオ五輪の出場を逃した2016年から、より攻撃的なスタ…

光速のプリンセス・平野美宇

卓球選手の両親のもと、3歳から卓球をスタート。小学1年で全日本選手権のバンビの部を制し、同学年の伊藤美誠と切磋琢磨をしながら、数々の最年少記録を打ち立ててきた。

リオ五輪の出場を逃した2016年から、より攻撃的なスタイルにチェンジしたことでプレーが一気にスケールアップ。2016年のワールドツアー・ポーランドオープンでツアー初優勝、続くワールドカップでも史上最年少V。



2017年1月の全日本選手権では、石川佳純に前年の雪辱を晴らして史上最年少優勝を果たすと、4月のアジア選手権で、丁寧、朱雨玲、陳夢という格上の中国選手を3連破して、センセーショナルな優勝。勢いは止まらず、6月の(デュッセルドルフ大会・個人戦)でも準決勝まで勝ち上がり、48年ぶりとなる女子シングルスのメダル獲得と、この2年間で目覚ましい活躍を見せている。

右シェーク両面裏ソフトドライブ型で、元々は安定志向のラリータイプだったが、現在はドライブの威力も連打のスピードも攻撃的に進化。コートの両サイドを広角に打ち抜く両ハンドドライブは中国選手がノータッチで抜かれるほどの高い精度を誇っており、今大会でも対中国のキープレーヤーになることは間違いない。

【平野美宇】
世界ランク6位(2018.04時点)
生年月日:2000.04.14
出身地:山梨県
所属:日本生命
戦型:右シェーク両面裏ソフトドライブ型