「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の2日目、1回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)がドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦。ジョコビッチが6-0、6…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の2日目、1回戦でノバク・ジョコビッチ(セルビア)がドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)と対戦。ジョコビッチが6-0、6-1とわずか56分で勝利し、2回戦進出を決めた。

勝利をあげられず周囲を不安にさせていたジョコビッチだったが、今回は違った。第1セットではラヨビッチにブレークポイントのチャンスすら与えることなく、逆に3度ブレークし6-0。第2セットもその勢いのまま2度ブレークし、ストレートで勝利。ジョコビッチは相手のサービスゲームでわずか33%しかポイントを許さなかった。

ジョコビッチは2017年の「ウィンブルドン」後、肘の状態が悪化しツアーを離脱。2018年の「全豪オープン」でツアー復帰するもベスト16で敗退し、2月に軽い医療措置を受けた。しかし3月になっても状況は良くならず、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」の初戦ではダニエル太郎(日本/エイブル)に6(3)-7、6-4、1-6で敗れ、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 マイアミ」でも初戦でブノワ・ペール(フランス)に3-6、4-6で敗退していた。

その後ジョコビッチは、2017年の「全仏オープン」からコーチを努めていたアンドレ・アガシ(アメリカ)を解任。12回のグランドスラム優勝の際にコーチだったマリアン・バイダと再びタッグを組み、今大会に臨んでいた。

ジョコビッチは2回戦でボルナ・チョリッチ(クロアチア)と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」でのジョコビッチ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)