「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)とトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が対戦。第1セットは4-6でベルディヒに…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 モンテカルロ」(モナコ・モンテカルロ/4月15~22日/クレーコート)の2日目、1回戦で錦織圭(日本/日清食品)とトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)が対戦。第1セットは4-6でベルディヒに先取されてしまった。

両者は今回が6度目の対戦。これまでは4勝1敗で錦織が大きく勝ち越している。ただし、唯一の負け試合が2012年の同大会の3回戦、クレーコートの試合となっているのが気になるところだ。

第1セット、レシーブを選択した錦織に先にピンチが訪れる。第2ゲームでベルディヒにリターンエースを取られて15-40とブレークポイントを握られてしまった。デュースまで持ち込んだものの、得意のバックハンドがアウトとなってしまい、ブレークされてしまう。ここから追い上げたい錦織だが、第3ゲームをラブゲームでキープされ、試合開始から3ゲーム連取されてしまった。

錦織は第4ゲームをキープしたが、第5ゲームもチャンスを作ることなくキープされてしまい、差が縮まらない。そして第6ゲームをラブゲームでキープした錦織に、ついに第7ゲームでチャンスが訪れる。パッシング・ショットを2本決めて30-40とブレークポイントを握った。しかし、ここはベルディヒに圧倒されてしまい、ブレークまで至らなかった。

1ブレークダウンの状態で迎えた第8ゲームをラブゲームでキープした錦織は、続く第9ゲームで15-40とリードし、再びブレークのチャンスを迎えた。今度はしっかりとストローク戦に持ち込んだ錦織はベルディヒのミスを誘ってブレークに成功。

第10ゲームをキープして次に繋げたい錦織だったが、ベルディヒに15-40とセットポイントを握られてしまうと、そのままベルディヒの流れを止めることができず、第1セットを4-6で先取されてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ニューヨーク・オープン」1回戦のときの錦織圭

(Photo by Rich Graessle/Icon Sportswire via Getty Images)