「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月9~15日/クレーコート)で、西岡良仁(日本/ミキハウス)は4月11日、ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)との1回戦に臨んだものの、突破はならなかった。ス…

「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月9~15日/クレーコート)で、西岡良仁(日本/ミキハウス)は4月11日、ホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)との1回戦に臨んだものの、突破はならなかった。スコアは1-6、2-6、試合時間は54分だった。

今回、西岡は予選を通過して本戦ドローへ進出しており、予選決勝で、ランキング165位のブラッドリー・クラン(アメリカ)と対戦。6-2、6-0で勝利。本戦出場の切符を手に入れていた。

ゼバロスは、レフティのグラウンドストローカーで、サービスも強力なものを持っている。ランキングは66位だ。

西岡とゼバロスの対戦は今回が初めてだったが、ゼバロスが優位を堅持。第1セットで、自身のサービスをブレークされた西岡にとって追いかける展開が続いた。

最初のサービスと二度目のサービスをブレークされると、西岡は、ゼバロスのサービスを一つもブレークできずに、1セット目を奪われてしまった。大きく先行したゼバロスを西岡が追いかける形になった。

対するゼバロスは、2セット目に入っても、西岡を連続でブレーク。第1ゲームの西岡のサービスゲームで、ゼバロスがブレーク。そのまま合計で3連続のブレークとなるまで、ゼバロスのブレークが続いた。

結局、ゼバロスは、試合を通じて6本のブレークポイントの中で、5度のブレークに成功。西岡はサービスをキープできずに、主導権を握れなかった。

西岡は6ゲーム目にようやくゼバロスのサービスをブレークして一矢を報いたものの、逆転するまでには及ばず、黒星を喫した。

ゼバロスは次の試合で、第3シードのジャック・ソック(アメリカ)と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「男子テニスATPワールドツアー500 ドバイ」の際の西岡良仁

(Photo by Francois Nel/Getty Images)