「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月9~15日/クレーコート)で、西岡良仁(日本/ミキハウス)が予選を突破し、本戦ドローへの進出を決めた。西岡は、2017年3月に左膝の前十字靭帯を損傷し、その…

「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」(アメリカ・ヒューストン/4月9~15日/クレーコート)で、西岡良仁(日本/ミキハウス)が予選を突破し、本戦ドローへの進出を決めた。

西岡は、2017年3月に左膝の前十字靭帯を損傷し、その後ツアーを長期離脱していたが、復帰を進めつつある。

今回、西岡は「男子テニスATPワールドツアー250 ヒューストン」の予選決勝で、ランキング165位のブラッドリー・クラン(アメリカ)と対戦。6-2、6-0で勝利しており、本戦へ出場する道を拓いた。

その中で西岡は1セット目で2度、2セット目で3度、合計5度のブレークに成功した一方で、自身のサービスではゲームを失わずに試合を運び、圧倒してトーナメント本戦へ進出した。

西岡はTwitterに予選突破を報告するコメントを投稿し「体力的にも不安があるので今日早く終われて、明日も試合無いので温存できて良かったです」と所感を明らかにした。

西岡の本戦初戦となる1回戦の相手はホレイショ・ゼバロス(アルゼンチン)でランキングは66位。過去に予選も含めて3回対戦し、いずれも西岡が勝利している。

また、今大会で西岡はダニエル太郎(日本/エイブル)とダブルスを組んでおり、こちらでもどこまで勝ち上がることができるか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」1回戦で対戦中の西岡良仁

(Photo by XIN LI/Getty Images)