「ボルボ・カーズ・オープン」(アメリカ・チャールストン/4月2日~8日/人工クレーコート)の1回戦でジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を破った大坂なおみ(日本/日清食品)は、勝利後の記者会見でこれから始まるクレーシーズンについて語った。W…

「ボルボ・カーズ・オープン」(アメリカ・チャールストン/4月2日~8日/人工クレーコート)の1回戦でジェニファー・ブレイディ(アメリカ)を破った大坂なおみ(日本/日清食品)は、勝利後の記者会見でこれから始まるクレーシーズンについて語った。

WTA(女子テニス協会)によると「2年前なら、クレーとは相性がいいと言ったと思う」と彼女は話した。「『全仏オープン」でまあまあのプレーができたから。でも去年は、ここ以外のクレーコートではちっとも勝てなかったと思う。今年は新たな気持ちでスタートして、楽しもうとしている」。

その言葉の通り2017年のクレーシーズンは、この「ボルボ・カーズ・オープン」では3回戦まで進出したが、その後「全仏オープン」を含む出場した4つの大会全てで1回戦敗退となっていた。

また「BNPパリバ・オープン」でツアー初タイトルを獲得した後の変化については「ずいぶん前のことのように感じる。どんなふうに生活が変わったかっていろんな人に訊かれるけど、あまり変わったとは思わない。周りの人に守ってもらってるから、外の世界をあまり見ていない。私はテニスだけに集中すべきだと思うし、いつまでも過去のことを考えたりしたくない」と話した。

その大坂は、今夜日本時間4月4日25時頃から、世界ランキング74位のラウラ・シグムンド(ドイツ)との2回戦に臨む。ツアー初優勝を果たし勢いづいている大坂が、昨年苦手としたクレーコートでも躍進するか注目だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2016年の「全仏オープン」のときの大坂なおみ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)