「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日~3月31日/ハードコート)のシングルス準決勝で、スローン・スティーブンス(アメリカ)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が対戦。3-6、6-2、6-1でスティーブンスが逆転で決勝進出…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日~3月31日/ハードコート)のシングルス準決勝で、スローン・スティーブンス(アメリカ)とビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)が対戦。3-6、6-2、6-1でスティーブンスが逆転で決勝進出を決めた。試合時間は2時間9分。

「第1セットは調子が上がらなかったけれど、盛り返してよく闘った」と、決勝での成績を6勝0敗と更新することを目指すスティーブンスは語った。「だから、第2セットでもそうすればうまくいくとわかっていた。結局たくさんのゲームを連続で取って、その勢いを持続させようとしただけだった」

スティーブンスは、序盤の11分でアザレンカに対し最初の3ゲームを落とした。その後、試合終了までの21ゲームのうち15ゲームを取った。

「正直、試合全体を通して全くいい気分じゃなかった」と、「マイアミ・オープン」を過去に3回優勝し、同会場での連勝を11としていたアザレンカは語った。「反応が少し遅すぎるように感じた。ボールに手をのばすのをやめてしまい、打つべきように打つのをやめてしまい、スティーブンスがそこに飛びついてきた」

今大会は、アザレンカにとって2016年以降でまだ4つ目の大会だった。2016年の後半、アザレンカは母親となり、昨年復帰していた。

今後、アザレンカがいつプレーするかは不明だ。ここ数ヶ月間、彼女は親権争いに巻き込まれており、自宅としているロサンゼルスに戻る。

「今お知らせできることはない」とアザレンカは話した。

今大会、アザレンカはランキング186位で出場した。「マイアミ・オープン」の準々決勝までに4人のシード選手を破った後、来週WTAランキングが発表される時には少なくとも93位となる予定だ。

アザレンカに勝利したスティーブンスは決勝でダニエル・コリンズ(アメリカ)を7-6(1)、6-3で破ったエレナ・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は準決勝で戦ったスティーブンス(左)とアザレンカ(右)

(AP Photo/Joe Skipper)