「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日~3月31日/ハードコート)の2回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)がエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦。第1セットを4-6で落とした大坂は第2セットも2-6で落とし、2回戦敗退とな…

「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/3月20日~3月31日/ハードコート)の2回戦で大坂なおみ(日本/日清食品)がエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦。第1セットを4-6で落とした大坂は第2セットも2-6で落とし、2回戦敗退となった。試合時間は1時間22分。

第2セット序盤、追う立場の大坂だが焦る様子も、諦めた様子も無く、大坂らしいプレーを見せる。しかし、スビトリーナの粘りと勝負強さの前にチャンスを作れない。

第1ゲームをデュースの末にブレークされた大坂は、第2ゲームをラブゲームでキープされてしまい、さらに第3ゲームもブレークされてゲームカウント0-3と大きくリードされてしまう。

ここまで来るといつもの大坂らしさが消え、ボールを追いかけるのを諦める、消極的な姿も見られるようになった。また、第3ゲームが始まる前に数秒ほど壁に向かってもたれかかり、落ち込んでいるようにも見えた。

対するスビトリーナはどこまでもボールに食らいつく果敢なプレーを見せる。大坂はどこに打ってもリターンされてしまうスビトリーナに対して為すすべが無い。

このまま一方的に攻められるのかと思われたが、第5ゲームでデュースの末に大坂が見事なエースを決め、復活の兆しを見せた。しかし、スビトリーナの勢いも止まらず、続く第6ゲームをラブゲームでキープされてしまう。

そしてここを取られると負けが決まる第7ゲーム。ここでもスビトリーナの猛攻が続き、15-40とマッチポイントを握られてしまう。なんとかここをしのいだ大坂だが、ゲームカウントは2-5とまだ大きく水をあけられてしまっている。続く第8ゲームはスビトリーナのサービング・フォー・ザ・マッチ。なんとしてもブレークしたい大坂に対し、スビトリーナのミスが続いて15-40とチャンスが訪れる。が、スビトリーナに追い上げられてキープされ、ゲームカウント2-6、セットカウント0-2のストレートで敗れ、2回戦敗退となった。

勝ったスビトリーナは3回戦でこの後に行われるダリア・ガブリロワ(オーストラリア)とアンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)の勝者と対戦する。(テニスデイリー編集部)

※写真はストレートで敗れ、2回戦敗退となった大坂なおみ(1回戦のときのもの)

(Photo by Andrew Patron/Icon Sportswire via Getty Images)