「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の3回戦で、大坂なおみ(日本/日清食品)とサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)が対戦。第1セットは6-3で大坂が先取した。世界ランキング44位の大坂と世…

「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の3回戦で、大坂なおみ(日本/日清食品)とサーシャ・ヴィッカリー(アメリカ)が対戦。第1セットは6-3で大坂が先取した。

世界ランキング44位の大坂と世界ランキング100位のヴィッカリーは、今回が初の対戦。大坂は1回戦でマリア・シャラポワ(ロシア)、2回戦でアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)を倒しての3回戦進出。対するヴィッカリーも2回戦で第3シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)を破っている。

前の試合が長引いたために当初の予定より1時間30分遅れ、現地時間22時からの試合となった。

第1セット、ヴィッカリーのサービスから試合は始まった。第1ゲームをヴィッカリーがあっさりとキープし、続く第2ゲームも大坂が順調にポイントを重ねていた。しかし大坂は自身のミスが重なりデュースとなる。ここで大坂はミスを恐れない果敢なプレーを見せ、キープする。

第3ゲーム、攻め続ける大坂はデュースまで追い上げ、ブレークポイントを得る。そしてヴィッカリーのドロップショットに対して強烈なダウン・ザ・ラインを決めて先にブレークに成功する。しかし、続く第4ゲームでブレークバックされてリードを保つことができなかった。

第5ゲームで大坂がブレークに成功して再び1ゲームのリードを奪うと、続く第6ゲームをキープし、第7ゲームもデュースまで追い込む。しかし、ヴィッカリーもここを取られてはなるまいと気迫のプレーを見せ、9度のデュースを争う展開に。ここはヴィッカリーの粘り勝ちで、大坂はリードを2つに広げることができなかった。

そして第8ゲームをキープした大坂は、第9ゲームでも攻めていき、デュースの末、ヴィッカリーのダブルフォルトによって第1セットを6-3で先取した。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、2セット目に進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は第1セットを先取した大坂なおみ(「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」のときのもの)

(Photo by Francois Nel/Getty Images)