日本時間3月11日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8~18日/ハードコート)で、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が自身の大会初戦で敗れて躓…
日本時間3月11日、「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8~18日/ハードコート)で、第3シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が自身の大会初戦で敗れて躓いた一方で、第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)らが勝利を上げた。
世界39位でノーシードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)がディミトロフと対戦し、7-6(4) 4-6 6-3で勝利し、3回戦に進出。テイラー・フリッツ(アメリカ)が次の対戦相手となる。
そのフリッツは同日、若手の注目選手の一人でもあるアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に対して、6-4、7-6(4)と封じ込めて勝ち上がってきており、今大会での成績をどこまで伸ばせるか注目だ。
同様に若手のチョン・ヒョン(韓国)も6(9)-7、6-3、6-3でドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)から勝利を手にした格好だ。
ほかにも、ドミニク・ティーム(オーストリア)が6-2、3-6、6-3でステファノス・チチパス(ギリシャ)を下したほか、パブロ・クエバス(ウルグアイ)が7-6(4)、6-3でデニス・シャポバロフ(カナダ)に対して勝ち星を上げるなど、若手選手らの間でも明暗が分かれた。
他方で、女子の大会の「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月7~18日/ハードコート)の女子シングルスでは、ウイリアムズ姉妹が揃って白星。
ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)が6-3、6-4でソラナ・シルステア(ルーマニア)に勝った一方で、出産から1年以上にわたってツアーを離脱し、今大会で復帰したセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)は7-6(5)、7-5でキキ・バーテンズ(オランダ)を下した。順調に次戦に進出しており、次の試合ではビーナスとセレナの姉妹対決となる見通しだ。
加えて、エリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が6-4、6-3とモナ・バートル(ドイツ)に勝利したほか、カロリーヌ・ガルシア(フランス)も6-4、6-4でジェニファー・ブレイディ(アメリカ)をストレートで破った。◇ ◇ ◇
【3月11日 主な試合結果】
◆男子シングルス2回戦
○ドミニク・ティーム(オーストリア) 6-2、3-6、6-3 ●ステファノス・チチパス(ギリシャ)
○フェルナンド・ベルダスコ(スペイン) 7-6(4) 4-6 6-3 ●グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)
○パブロ・クエバス(ウルグアイ) 7-6(4)、6-3 ●デニス・シャポバロフ(カナダ)
○チョン・ヒョン(韓国) 6(9)-7、6-3、6-3●ドゥサン・ラヨビッチ(セルビア)
○ケビン・アンダーソン(南アフリカ) 7-5、6-4 ●エフゲニー・ドンスコイ(ロシア)
○テイラー・フリッツ(アメリカ) 6-4、7-6(4) ●アンドレイ・ルブレフ(ロシア)
◆女子シングルス2回戦
○ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ) 6-3、6-4 ●ソラナ・シルステア(ルーマニア)
○セレナ・ウイリアムズ(アメリカ) 7-6(5)、7-5 ●キキ・バーテンズ(オランダ)
○エリナ・スビトリーナ(ウクライナ) 6-4、6-3 ●モナ・バートル(ドイツ)
○カロリーヌ・ガルシア(フランス) 6-4、6-4 ●ジェニファー・ブレイディ(アメリカ)(テニスデイリー編集部)
※写真は10ポイントタイブレーク制のエキシビジョンマッチでのウイリアムズ姉妹
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)