「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8~18日/ハードコート)の1回戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)とマルコス・バグダティス(キプロス)が対戦中。西岡は第1セット…

「男子テニスATPワールドツアー マスターズ1000 インディアンウェルズ」(アメリカ・インディアンウェルズ/3月8~18日/ハードコート)の1回戦で西岡良仁(日本/ミキハウス)とマルコス・バグダティス(キプロス)が対戦中。西岡は第1セットを5-7で落とし、バグダティスに先取された。

両者は今回が初の対戦。世界ランキング255位の西岡に対し、世界ランキング102位のバグダティスは予選勝ち上がりで本戦出場を果たしている。

第1セットは、バグダティスのサービスからスタート。第4ゲーム、西岡に0-40とピンチが訪れる。ここで西岡はスライスや逆をつくショットを駆使し30-40と追い上げるも、最後はボールがネットに掛かり、ブレークされてしまう。続く第5ゲームで西岡はデュースまで追い詰めるも、バグダティスの強烈なサーブが決まり、ブレークポイントを得るところまではいかなかった。

その後も西岡はなかなかチャンスをつかむことができない。逆に第8ゲームではバグダティスにセットポイントを握られてしまった。しかしここを西岡は鋭くきわどいショットでキープに成功すると、続く第9ゲームで40-0とブレークバックのチャンスを迎える。そしてネットに引っかかって浮いたボールをバグダティスがドロップショットで手前に落とすが、西岡がダッシュして強烈なクロスショットを放ち、ブレークに成功する。

そして第10ゲームで西岡がキープし、ゲームカウントを5-5のイーブンに戻す。しかし、第11ゲームをバグダティスがキープすると、続く第12ゲームで15-40と追い詰められる。最後は西岡のショットが大きくアウトとなり、第1セットを5-7で落としてしまった。

試合は先に2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在、2セット目に進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は1回戦で対戦中の西岡良仁(「全豪オープン」のときのもの)

(Photo by XIN LI/Getty Images)