2018年の2月の大会日程を終えてツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権をポイント獲得数で競うレース・トゥ・ロンドンの構図も変わってきた。3月5日、ATP(男子プロテニス協会)が最新の状況を明らかにしており、フアン マルテ…

2018年の2月の大会日程を終えてツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」への出場権をポイント獲得数で競うレース・トゥ・ロンドンの構図も変わってきた。

3月5日、ATP(男子プロテニス協会)が最新の状況を明らかにしており、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)やロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)らがタイトルを獲得して、ツアー最終戦への出場権を獲得できる8位圏内にジャンプアップして食い込んできている。

現在、デル ポトロは6位に入っており、「男子テニスATPワールドツアー500 アカプルコ」で優勝したことから、順位を28も上げて、8位圏内に飛躍してきた。

また、バウティスタ アグートは7位につけたが、同選手も「 男子テニスATPワールドツアー500 ドバイ」で優勝したこともあり、前週から順位を30も上げて、デル ポトロとともに上位8位以内に入ってきた格好だ。

上位から順位を見ると、ロジャー・フェデラー(スイス)、マリン・チリッチ(クロアチア)、チョン・ヒョン(韓国)のトップ3の顔ぶれは変わらなかった一方で、ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が4位と好位置につけてきている。

そのほかの上位勢としては、カイル・エドマンド(イギリス)が5位、グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)が8位につけてきている。

【3月5日付レース・トゥ・ロンドンランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1.(1)ロジャー・フェデラー(スイス) 2,500

2.(2)マリン・チリッチ(クロアチア) 1,335

3.(3)チョン・ヒョン(韓国)  920

4.(6)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)770

5.(4)カイル・エドマンド(イギリス) 765

6.(34)フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)760

7.(37)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)760

8.(5)グリゴール・ディミトロフ(ブルガリア) 750

9.(15)ケビン・アンダーソン(南アフリカ)  710

10.(16)ルカ・プイユ(フランス)  710

11.(11)ファビオ・フォニーニ(イタリア)  700

12.(7)ドミニク・ティーム(オーストリア) 700

13.(8)トマーシュ・ベルディヒ(チェコ) 540

14.(9)ガエル・モンフィス(フランス)  520

15.(10)アンドレアス・セッピ(イタリア) 511

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63.(54)錦織圭(日本/日清食品) 190(テニスデイリー編集部)

※写真は2017年の「上海ロレックス・マスターズ」でのデル ポトロ

(Photo by Yifan Ding/Getty Images)