5選手を放出、前中日アルメンゴはコンディション不良で離脱 ヤクルトスワローズは昨年、ブキャナン、ルーキ、オーレンドルフ、…
5選手を放出、前中日アルメンゴはコンディション不良で離脱
ヤクルトスワローズは昨年、ブキャナン、ルーキ、オーレンドルフ、ギルメットと4人の外国人投手と、バレンティン、リベロ、グリーンと3人の野手を起用したが、ブキャナンとバレンティンを除いた5選手を放出。新たに3投手を獲得した。
昨季、4勝6敗7セーブ22ホールド、防御率2.97を記録したルーキと契約を更新しなかった。新しい外国人投手の中から、ルーキに変わるセットアッパーも作りたいところだ。
今季のヤクルト外国人選手。成績はNPB通算。
〇投手
ブキャナン 28歳 NPB1年 6勝13敗0S0H 防御率3.66
アルメンゴ 31歳 NPB2年 12勝10敗0S0H 防御率3.50
カラシティー 26歳 (新加入)
ハフ 33歳 (新加入)
ブキャナンは昨年、6勝止まりに終わったが、ヤクルトでは唯一規定投球回数に達し、25登板で16QSと内容は悪くなかった。今年もローテーションの中心として回ることが期待される。
アルメンゴは昨季まで2シーズン、中日で投げたジョーダンだ。昨年は救援投手としてスタートし、途中から先発に配置転換。7月に二軍に落ちたこともあり74.1回しか投げていないが、防御率は2.30。本塁打を2本しか打たれていない。ただ、キャンプ中に訴えたコンディション不良のため、現在、2軍の宮崎・西都でキャンプを送っている。NPBでの経験もある左腕を、先発、救援、どちらで使うのか。
ハフはメジャー2桁勝利の実績あり、バレンティンはNPB8年目
カラシティーは、190センチ、92キロの右腕。2012年ドラフト6巡目(全体198位)でロッキーズに入団。3年目に先発からリリーフにすると、以後、マイナーでの成績が安定し、ステップアップを遂げた。2016年にMLBに初昇格して19試合に投げたが、1勝0敗、防御率9.19と活躍できず。その後はカブスに移籍したが、MLBに昇格することなく昨年オフにリリースされた。100マイル近く速球があるとされる。AAA通算では1勝3敗23セーブ、防御率3.02。まだ26歳と若く、2015年までヤクルトに在籍したバーネット同様、NPBで成長することも考えられる。
ハフは188センチ、98キロの左腕。2012年ドラフト1巡目(全体39位)でインディアンスに入団。それまでに2回ドラフト指名を蹴っている。マイナーでは先発投手として起用され、2009年MLBに初昇格するといきなり11勝8敗。しかし防御率は5.61だった。2013年からリリーフとなり、シーズン途中にヤンキースに移籍。その後ジャイアンツ、ドジャース、エンゼルスと渡り歩き、MLB通算25勝30敗0S、防御率5.17の成績を残している。
奪三振は少なく、打たせて取るタイプの投手だが、被安打も多くWHIP(1イニング当たりの安打、四死球の走者数)はMLB通算で1.51だった。2016年からKBO(韓国プロ野球)のLGツインズで2シーズン投げて13勝6敗、防御率2.66。先発で起用されるだろうが、KBO同様、NPBに適応すれば活躍の可能性はあるだろう。
〇外野手
バレンティン 33歳 NPB7年 2589打706安217本539点 打率.273
バレンティンは7年間のうち、故障で15試合しか出場できなかった2015年を除き、残り6シーズン全てで30本以上の本塁打を打っている。NPB記録の60本を打った2013年とまではいかないものの、今もNPB屈指の長距離打者だ。故障さえなければ活躍の可能性は高いだろう。
昨年、球団ワーストタイの敗戦数を記録したヤクルト。復帰の決まった青木宣親や新外国人選手の活躍で、挽回できるだろうか。(広尾晃 / Koh Hiroo)