「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19日~24日/ハード)に出場中の大坂なおみ(日本/日清食品)は2月22日夜、準々決勝でエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。現在4位の強豪に大坂が挑む格好だ…

「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19日~24日/ハード)に出場中の大坂なおみ(日本/日清食品)は2月22日夜、準々決勝でエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)と対戦する。現在4位の強豪に大坂が挑む格好だ。

スビトリーナは、小気味良い動きで先手を取って展開していくベースライナーで、2017年はプレミア5の3つの大会を含む5つのタイトルを獲得したほか、2018年の「ブリスベン国際」でも優勝している。

また、同選手は昨年の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」で優勝しており、ディフェンディングチャンピオンの、第1シードだ。

そのスビトリーナは21日、ワン・チャン(中国)に6-1、5-7、6-2で勝利して勝ち上がってきており、2時間10分の試合を制してきた。

大坂は、180センチの身長から繰り出す200キロ超という女子屈指のビッグサーブを武器にしており、ランキングでは2月19日付けで48位につけている。アンジェリック・ケルバー(ドイツ)やビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)らにも勝利を収めたほどの実力の持ち主だ。

大坂は今大会で第8シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に勝利したほか、2回戦ではアネット・コンタベイト(エストニア)を6-2、7-6(5)で破っており、さらなる上位進出を期待したい。

大坂とスビトリーナの対戦成績は、大坂から見て2勝1敗。昨年は対戦していなかったものの、2016年には2度、コート上で競い、いずれも大坂が勝利。「全豪オープン」では6-4、6-4、その後「東レ パン・パシフィック・オープン」で対戦し、1-6、6-3、6-2で大坂が勝利している。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)