女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。今年は雪も多く、たくさんのゲレンデがオープンしていますね。嬉しぃ~!!そろそろ雪山デビューする方も増えてきたんじゃないでしょ…

女子向けのスノーボードマガジン『SNOW ANGEL』連載企画


こんにちは!!スノーボードインストラクターのマミです。
今年は雪も多く、たくさんのゲレンデがオープンしていますね。
嬉しぃ~!!
そろそろ雪山デビューする方も増えてきたんじゃないでしょうか?
そんな中、前回の第4回では、実際にゲレンデに出てから、まず何をすればいいのか?と、言うことに注目してみました。

実際に私のレッスンでも、初めからリフトに乗ることはしません。
片足をつけて、まずはスノーボードに慣れることから初めます。
スノーボードをしたことないのにいきなりリフトに乗ると不安だなぁぁ・・・とかこわいなぁぁ・・・と、なってしまうかもしれません。
ちなみに私は、はじめてのスノーボードの時、わけがわからないままリフトにGO!!
そして、完全にビビッてました(笑)
めっちゃこけるし痛いし・・・
まぁそれもいい思い出なんですが(笑)

でも、出来るだけ痛い思い・怖い思いをしない為にもまずは、リフトに乗る前、そして実際に滑る前の大事な1つとして、スノーボードに慣れる事から始めましょう。
そして、2つ目が今回の第5回『基本姿勢』になります。
スノーボードをする時に大事な姿勢について少しお話したいと思います。
みなさん、『基本姿勢』という言葉を聞いてピンときますか?基本姿勢って???何???ってなる方もいるかも知れません。
スノーボードはバランスのスポーツです。
なので・・・『基本姿勢』とはバランスがとりやすい姿勢の事を言います。
※他にも意味はたくさんあると思いますが、私が初めての方に伝える時はこんな風な言い方で伝えます。

私が子供たちのレッスンをする時に、「かっこいいポーズ」とゆう表現をするんですが、実際にゲレンデを滑っている人たちを見ていて、「あの人うまいなぁ~!!」って思う人は、この基本姿勢がキチンと理解して出来ているからなんです。
せっかく滑るんなら、なんか変だなぁぁ・・・って思われるよりも、「あの人かっこいい!!上手いなぁ!!」の方がいいでしょ?
もう1つゆうと、基本姿勢を理解することで、上達のスピードも早くなるんです。

基本姿勢の一番のポイントは板(スノーボード)の上に頭・お尻がある事。まずは、これだけ。
基本姿勢は、ビンディングをつけてから板の上に真っすぐ立ち(膝も伸ばして)ます。それから膝を曲げて、手を広げます。
体の使い方の順番を覚える事で、正しい基本姿勢が作れるようになります。

◆膝の曲げ方◆
良い例:膝の位置は足の指先に向かって曲げるのがベスト!!
足に力が入りやすく、伝わりやすくなります。


※膝を曲げる時は、ブーツに足のスネをくっつける感じです。
悪い例:膝が内側に入ると、足に力が入りにくくなります。(内股)


また、足の指に向かって膝を曲げたとき、膝や足が痛いと感じたり、窮屈だな・・・と思ったら、セッティングの足幅が少し広いかもしれません・・・その時は少し足幅を狭くしてみましょう!!
もう1つのポイントはおへその位置です。

◆おへその位置◆
良い例:おへそが板の真上にあります。


※おへそを少しだけ体の内側(おなかをへこます感じです)に入れ、背中を真っすぐにするとおへその位置が板の真ん中にきます。

悪い例:おへそがトウ(つま先側)にある時。


※体が背中側にもたれかかっている状態。
おへそが板の上からはみ出しているので、この状態だとバランスがとりにくくなる。

板の上に真っすぐ立つ!!と言っても体の使い方によってはバランスがとりにくい姿勢になる場合もあるんです。
すこーしと言っていましたが、長くなってしまいました・・・
体の使い方がわかると、上達への近道にもなりますよ!!
ゲレンデをカッコよく滑る前の最後のポイント。
では、第5回『基本姿勢』を見てみましょう!!

START UP SNOWBOARD『5.基本姿勢』

出典:YouTube(START UP SNOWBOARD)

◆おまけ◆
基本姿勢がわかって、ターンが出来るようになった後にも、まだまだ続くスノーボードの姿勢。
これをベースにどんどん変化してきますよ。
ここで終わりじゃありません(笑)
ただ、ここが基本となります。
お楽しみにっ!!


PROFILE 大西 麻美(オオニシ マミ)
1981年12月13日生まれ。大阪府出身。
資格:JSBA公認 A級インストラクター・C級検定員・幼稚園教諭2種免許
スキージャム勝山のJAPAN SNOWBOARD ACADEMYで13年間キッズなどの初心者を中心に1シーズンで200以上のレッスンを行っているスノーボードインストラクター。
専門の指導者として、質の高いレッスンを提供するのはもちろんの事、スノーボードの楽しさ・魅力を伝える事を理念として活動している。
また、オフシーズンは大阪KINGS(スノーボード・スキーのオフトレ施設)で働き、年間を通してスノーボードの普及活動に取り組んでいる。

情報提供:SNOW ANGEL MAG


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2 0 0 7 年創刊の雑誌「S N OW A N G E L 」アクティブな女のコがもっとアクティブにもっと楽しくスノーボード、ライフスタイルを送れるコツを発信していきます。
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