大坂なおみ(日本/日清食品)は2月21日、「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19日~24日/ハード)の2回戦でアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦。大坂が6-2、7-6(5)で勝利し、ベスト8進…

大坂なおみ(日本/日清食品)は2月21日、「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月19日~24日/ハード)の2回戦でアネット・コンタベイト(エストニア)と対戦。大坂が6-2、7-6(5)で勝利し、ベスト8進出を決めた。試合時間は1時間30分。

大坂は、180センチの身長から繰り出す200キロ超という女子屈指のビッグサーブを武器にしており、ランキングでは2月19日付けで48位につけている。アンジェリック・ケルバー(ドイツ)やビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)らにも勝利を収めたほどの実力の持ち主だ。今大会で大坂は第8シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)に勝利し、勝ち上がってきていた。

対するコンタベイトは、ハードコートを得意としており、自身ではフォアハンドを得意なショットに挙げている一方で、アグレッシブ・ベースライナーであり強力なバックハンドも持つ。同選手はランキングは2月19日時点で28位。1回戦では「全米オープン」での優勝経験もあるサマンサ・ストーサー(オーストラリア)に勝利を収めた。◇   ◇   ◇

第1セット、大坂は第1ゲームで自身のサービスをキープして幸先のよいスタートを切った一方で、第3、4ゲームではお互いにブレークし合う展開となった。

中盤に入ってくる第6ゲームで大坂は自身のリターンゲームで3ブレークポイントのチャンスを握ると、そのままブレーク。リードを掴み、4-2に。

その後、大坂はコンタベイトのサービスゲームをまたしても破り、第1セットを先取した。

第2セットも、大坂は自身のサービスゲームをキープした後、ブレークしあう展開に。大坂は第4ゲームでさらに1ブレークを積み上げ、3-1のリードを確保した。

その後は両選手とも2ゲームずつキープした一方で、大坂は第9ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチでまさかのブレークを許す。さらにカウントが5-5となった場面でブレークを許し、セットを奪取されかねない5-6に立たされる。

しかし土壇場で、大坂はコンタベイトのサービスをブレークバック。第2セットの行方はタイブレークの結果次第に。最後はタイブレークで大坂が押し切りベスト8進出を決めた。

大坂は次戦で第1シードのエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)とワン・チャン(中国)の試合の勝者と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)