「カタール・トータル・オープン」(カタール・ドーハ/2月12~17日/ハード)の大会3日目となった14日、大坂なおみ(日本/日清食品)はアナスタシア・セバストワ(ラトビア)との2回戦に臨み、敗退した。カウントは4-6、1-6のストレートで、…

「カタール・トータル・オープン」(カタール・ドーハ/2月12~17日/ハード)の大会3日目となった14日、大坂なおみ(日本/日清食品)はアナスタシア・セバストワ(ラトビア)との2回戦に臨み、敗退した。カウントは4-6、1-6のストレートで、試合時間は1時間8分だった。

大坂は、180センチの身長から繰り出す、200キロ超の女子屈指のビッグサービスを武器にする20歳。ランキングでは2月12日付けで51位としている。アンジェリック・ケルバー(ドイツ)やビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)らにも勝利も収められる実力の持ち主だ。

一方、セバストワは、ショットのバラエティーに富んでおり、ドロップショットやスライスも巧みに使う特徴を持ち、2月12日付けで15位にランクされている。◇   ◇   ◇

大坂は冒頭から苦しい展開で、1ゲーム目の自身のサービスをブレークされた一方で、セバストワのサービスをブレークできず、1ブレークダウンで試合に入った。

ただ、セバストワに対して大坂は、3ゲーム目に2度目のブレークを許した後、巻き返しを図った。0-3となった直後に、1ブレークが成ると、大坂はセバストワの続くサービスもブレークして3-3のイーブンまで押し戻した。

さらに、大坂の反撃が続くかに見えたが、セバストワが再び大坂のサービスゲームをブレークすると、自身のサービスを巧みなドロップショットも織り交ぜながら、キープ。そのまま押し切り、1セット目をものにした。

2セット目に入ると、セバストワが一気に流れを掴んだ。大坂はセット冒頭の自身のサービスゲームを取得したものの、その後はサービスキープもかなわず、6ゲームを連続で失う展開。セバストワが3回戦への進出を決めた。

セバストワの次戦の相手は、元世界ナンバーワンで、2月12日付けで2位につけるシモナ・ハレプ(ルーマニア)に決まっている。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年の「全豪オープン」での大坂なおみ

(Photo by Mark Kolbe/Getty Images)