「ABN AMRO ワールド・テニス」(オランダ・ロッテルダム/2月12~18日/ハード)の大会3日目、杉田祐一(日本/三菱電機)が1回戦で世界ランキング5位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。杉田は4-6で第1セットを落として…

「ABN AMRO ワールド・テニス」(オランダ・ロッテルダム/2月12~18日/ハード)の大会3日目、杉田祐一(日本/三菱電機)が1回戦で世界ランキング5位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。杉田は4-6で第1セットを落としてしまった。

両者の過去の対戦成績は杉田の0勝2敗。昨年は「ウェスタン&サザン・オープン」の準々決勝で戦い、2-6、1-6で完敗を喫していた。杉田は1月に行われた「全豪オープン」で当時ランキング9位だったジャック・ソック(アメリカ)から金星を挙げており、再び金星を挙げることができるか注目だ。

試合はディミトロフのサービスからスタート。両者ともに手堅くキープを重ねていく。第6ゲームでディミトロフにポイントをリードされる場面もあったが、杉田は落ち着いてネットプレーを駆使して乗り切るなど、ディミトロフに流れを持って行かせないプレーを見せた。

杉田がチャンスをつかみかける場面もあったが、ディミトロフの強烈なショットはその追い上げを許さない。逆に第10ゲーム、杉田は自身のサービスゲームで追い込まれると、粘ったものの4度のデュースの末にディミトロフにブレークされ、第1セットを奪われてしまった。

試合は現在、第2セットが行われている。(テニスデイリー編集部)※写真は「全豪オープン」の時の杉田

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)