男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月2~4日/日本・岩手県/屋内・ハードコート)の第3試合(ダブルス)で内山靖崇(日本/北日本物産)/マクラクラン勉(日本)とシモーネ・ボレッリ(イタリア)/ファ…

男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月2~4日/日本・岩手県/屋内・ハードコート)の第3試合(ダブルス)で内山靖崇(日本/北日本物産)/マクラクラン勉(日本)とシモーネ・ボレッリ(イタリア)/ファビオ・フォニーニ(イタリア)が対戦し、第1セットは5-7で惜しくも奪われてしまった。

マクラクランは2018年1月「全豪オープン」で、第1シードのルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)を破り日本人勢63年ぶりとなるグランドスラムベスト4進出の快挙。一方の内山は昨年の「楽天ジャパンオープン」でマクラクランとペアを組み日本人ペアとして12年ぶりの優勝を遂げている。

イタリアは元々ボレッリとパオロ・ロレンツィ(イタリア)のペアの予定だったが、当日にペアを変更しボレッリ/フォニーニ組とした。このボレッリ/フォニーニ組は2015年「全豪オープン」で優勝を果たしている強豪ペアだ。

日本の1勝1敗で迎えた第3試合(ダブルス)、勝者はベスト8進出に王手をかける。試合前マクラクランは「絶対いい試合になるから楽しんでやりたい」内山は「ダブルスが鍵になると思うので、チームに貢献したい」と語った。

第1セットは両ペア落ち着いた様子で始まった。安定したストローク戦を展開するボレッリ/フォニーニ組に対して、内山/マクラクラン組は相手の隙を伺いネットプレーで積極的に攻めていく。

試合は両者譲らないまま第11ゲームまで進んだが、その均衡を破ったのはボレッリ/フォニーニ組。ボレッリとフォニーニが連続してナイスショットを放ち、惜しくもブレークを奪われ第1セットを5-7で落としてしまった。

試合は3セット先取で勝負が決まる5セットマッチ、現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」で対戦中のマクラクラン/内山ペア(2017年「デビスカップ」出場時のもの)

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)