(ドイツ)は2月2日、「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」(ロシア・サンクトペテルブルク/本戦1月29~2月4日/ハードコート)で、エレナ・リバキナ(ロシア)に勝利し、準決勝に進出した。カウントは6-3、6-3、試合時間は1時間…

(ドイツ)は2月2日、「サンクトペテルブルク・レディース・トロフィー」(ロシア・サンクトペテルブルク/本戦1月29~2月4日/ハードコート)で、エレナ・リバキナ(ロシア)に勝利し、準決勝に進出した。カウントは6-3、6-3、試合時間は1時間17分だった。

ゲルゲスは1月29日付けのランキングで12位とトップ10入りも目前にした29歳で、今大会にも第5シードで出場している。今年すでに「ASBクラシック」のタイトルが同選手のものになっており、まだまだ活躍も期待される。

一方のリバキナは、現在は18歳と10代のプレーヤーで、ランキングも450位とまだまだこれから実績を積むことを期待されている。◇   ◇   ◇

ゲルゲスは試合全体では、実力差を示しながら、リバキナを退けた格好だ。1セット目の第2ゲームでは、自身のサービスゲームを失い、ゲルゲスは0-3のリードを許した。しかし、落ち着きを失わずに1ゲームずつ巻き返すと、結局、6ゲームを連取。6-3で1セット目は、同選手の手に落ちた。

さらに、2セット目に入っても、リバキナはなかなかリードを築けない展開となった。2ゲーム目でゲルゲスにブレークを許した後、リバキナは直後にブレークバックしたものの、リードを確保するために必要なもう一つのブレークには届かなかった。

逆にゲルゲスは6ゲーム目にリバキナのサービスを攻め、2ブレークポイントを獲得した。リバキナがいったんは盛り返し、デュースに持ち込んだものの、ゲルゲスが2度目のデュースでブレークし、4-2とした。

ゲルゲスは続くゲームで、15-40と2ブレークポイントを握られ追い詰められたものの、ストローク戦で押し勝つなどし、デュースに持ち込むと、なんとかキープ。勝利に大きく近づいた。

最後は、お互いにサービスゲームを失わず、9ゲーム目となったゲルゲスのサービスゲームが手堅いキープとなり、試合終了となった。

ゲルゲスはペトラ・クビトバ(チェコ)とエレナ・オスタペンコ(ラトビア)の試合の勝者と対戦する予定だ。(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年の「全豪オープン」の2回戦でプレーするユリア・ゲルゲス

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)