男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月2~4日/日本・岩手県/屋内・ハードコート)の第2試合(シングルス)で杉田祐一(日本/三菱電機)とアンドレアス・セッピ(イタリア)が対戦中。第1セットは4-6…

男子テニスの国別対抗戦「デビスカップ」ワールドグループ1回戦、日本対イタリア(2月2~4日/日本・岩手県/屋内・ハードコート)の第2試合(シングルス)で杉田祐一(日本/三菱電機)とアンドレアス・セッピ(イタリア)が対戦中。第1セットは4-6で杉田がセットを落とした。

両者の対戦は今回が2回目、過去の対戦成績は杉田の0勝1敗。

杉田は1月の「全豪オープン」で、昨年に引き続き快進撃を見せた。1回戦では当時世界ランキング9位のジャック・ソック(アメリカ)から金星を上げ、2回戦ではイボ・カルロビッチ(クロアチア)とフルセット4時間半超えの激闘の末、僅差で敗れていた。対するセッピは「全豪オープン」2回戦、ケガから復帰した西岡良仁(日本/ヨネックス)と初対戦。ストレートで西岡を下していた。

日本の0勝1敗で迎えたシングルス第2試合、日本はエースの杉田が登場。杉田は試合前のインタビューで「チームに勢いをつけられたらなと思っている、ベストを尽くしたい」と語っていた。

試合はセッピのサービスから開始。191cmの長身から放たれるサービスに対し、杉田は序盤からうまくリターンを合わせる。しかし、過去フェデラーにも一度勝利した事があるベテラン・セッピはなかなか崩れず、お互い隙の少ない立ち上がりとなった。

ところが第6ゲーム、杉田は序盤から少し目立っていたダブルフォルトもあり、攻撃姿勢を見せながらも先にサービスブレークを許してしまう。すると直後の第7ゲームに、杉田はギアを上げて奪い返しにかかる。強力なバックハンドでコースを攻め、即座にゲームカウントを挽回した。

ゲームカウントが杉田の4-5となった第10ゲーム、再び杉田にピンチが。15-40となってから、大事な場面でそのままセッピにサービスをブレークされ、第1セットを奪われた。

試合は先に3セットを先取した方が勝利の5セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」で対戦中の杉田祐一(2017年「デビスカップ」出場時のもの)

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)