「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の最終日となった1月28日、男子シングルス決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)とマリン・チリッチ(クロアチア)が対戦中。第1セットをフェデラーが6‐2で先取…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の最終日となった1月28日、男子シングルス決勝で、ロジャー・フェデラー(スイス)とマリン・チリッチ(クロアチア)が対戦中。第1セットをフェデラーが6‐2で先取した後の第2セットを、チリッチが7-6(5)で取り、イーブンに戻した。

両者の過去の対戦成績はフェデラーの8勝1敗。フェデラーは男子テニス界のレジェンドで、現在も36歳にして世界ランク2位を維持している。「全豪オープン」は昨年を含め過去5回優勝しており、グランドスラム通算20勝目を目指す。今大会も決勝まで1セットも落とさず勝ち上がってきた。一方のチリッチは錦織圭(日本/日清食品)を破った2014年「全米オープン」以来のグランドスラム2勝目を目指す。

第1セットをフェデラーが6-2で取った後の第2セット、今度はチリッチが第2ゲームでこの試合初めてチャンスをつくる。しかしフェデラーは落ち着いたサーブでブレークを許さない。

すると続く第3ゲームで今度はフェデラーのチャンスに。しかし9分23秒に渡る攻防の末、チリッチがキープ。

その後もお互いブレークを狙う拮抗した展開に。チリッチは一時はセットポイントとなるブレークチャンスとなるも、フェデラーがそれを許さず、第2セットは両者ブレークがないままタイブレークにもつれ込む。

このタイブレークを7-6(5)でチリッチが取り、1セットオールのイーブンに戻した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」決勝戦でのチリッチ

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)