テニスのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の13日目、女子シングルス決勝、男子ダブルス決勝と車いす男子女子シングルス決勝が行われた。女子シングルスでは、世界ランク2位で第2シード…

テニスのグランドスラム「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)の13日目、女子シングルス決勝、男子ダブルス決勝と車いす男子女子シングルス決勝が行われた。

女子シングルスでは、世界ランク2位で第2シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が世界ランク1位で第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)を7(7)-6(2) 3-6 6-4で破り、グランドスラム初優勝と6年ぶりの世界ランキング1位を勝ち取った。

男子ダブルスでは、準決勝でマクラクラン勉(日本)/ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)を破ったオリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)が、フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)を6-4 6-4のストレートで下し優勝。

車いす男子シングルスでは、国枝慎吾(日本/ユニクロ)がグランドスラムの上位常連ステファン・ウッデ(フランス)を4-6 6-1 7-6(3)で破り、9回目の優勝。「シドニー国際」の準決勝で同カードとなった際は3-6 6-4 6-2で国枝が敗れていたが、今回雪辱を果たした形となった。

車いす女子シングルスでは、車いす女子世界ランク2位のディーダ・デ グロート(オランダ)が、世界ランク1位の上地結衣(日本/エイベックス)を7-6 6-4のストレートで下し優勝。上地は昨年の「ウィンブルドン」準決勝に続いてデ グロートに負けを喫し、シングルス2連覇はならなかった。◇   ◇   ◇

【1月27日 主な試合結果】

◆女子シングルス

決勝

○カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)7-6(2) 3-6 6-4●シモナ・ハレプ(ルーマニア)

◆男子ダブルス

決勝

○オリバー・マラック(オーストリア)/マテ・パビッチ(クロアチア)6-4 6-4●フアン セバスチャン・カバル(コロンビア)/ロベルト・ファラ(コロンビア)

◆車いす男子シングルス

決勝

○国枝慎吾(日本/ユニクロ)4-6 6-1 7-6(3)●ステファン・ウッデ(フランス)

◆車いす女子シングルス

決勝

○ディーダ・デ グロート(オランダ)7-6 6-4●上地結衣(日本/エイベックス)(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」9回目の優勝を決めた国枝慎吾

(Photo by Michael Dodge/Getty Images)