卓球全日本選手権大会4日目の18日、森薗政崇(明治大学)・伊藤美誠(スターツSC)ペアが混合ダブルスで初優勝を果たした。初戦から決勝までの全6試合ともに3−0のストレート勝ち。台上処理の上手いダブルスの名手同士が組んだペアが日本の頂点を手に…

卓球全日本選手権大会4日目の18日、森薗政崇(明治大学)・伊藤美誠(スターツSC)ペアが混合ダブルスで初優勝を果たした。初戦から決勝までの全6試合ともに3−0のストレート勝ち。台上処理の上手いダブルスの名手同士が組んだペアが日本の頂点を手にした。



ダブルスの名手同士が組んだペアが1ゲームも落とさずに優勝を決めた

混合ダブルスは2020年の東京五輪から正式採用される種目とあって、今大会の混合ダブルスのレベルが上がっている中での価値ある優勝となった。

小柄な両選手は、台から下がると不利になるため、前陣でプレーを展開。伊藤の台上スマッシュ(フリック)と森薗のチキータで先手を取り、次のボールを決める速攻戦術が大会を通じて光っていた。



前陣でのプレーで相手を圧倒した森薗・伊藤ペア

優勝を決めた直後、両選手とも会場のファンに手を振りつつも、次の種目(男女ダブルス)の開始時間を気にするなど、ミックスの優勝の勢いをダブルスとシングルスに繋げたいという意志が感じられた。

尚、両選手とも、男女ダブルス、シングルスでともに勝ち残っている。伊藤は混合ダブルス準決勝で破った早田ひなとのペアで女子ダブルス優勝を狙う。