日本ラグビー協会は1月17日、警視庁が作成する「平成30年テロ防止啓発ポスター」に、ラグビー日本代表が起用されることになったと発表した。 ラグビーワールドカップ2019日本大会を翌年に控え、ラグビー日本代表の注目度が増しており、また世界の…

 日本ラグビー協会は1月17日、警視庁が作成する「平成30年テロ防止啓発ポスター」に、ラグビー日本代表が起用されることになったと発表した。

 ラグビーワールドカップ2019日本大会を翌年に控え、ラグビー日本代表の注目度が増しており、また世界の強豪相手に団結力(チーム)で力強く立ち向かっていくラグビー日本代表の姿勢が、警視庁テロ対策の姿勢そのものを具現化するものであるとされたことで、今回の起用に至ったという。「平成30年テロ防止啓発ポスター」は約7万部が、東京都内各所に掲出される。

 17日午前、ポスターのモデルを務めることに対する公安部長感謝状贈呈式が警視庁本部庁舎にておこなわれ、日本ラグビー協会の岡村正会長と日本代表BKの立川理道選手(クボタスピアーズ所属)が出席。
 立川選手は、「ラグビーの精神を表す『ONE FOR ALL, ALL FOR ONE』という言葉があります。テロを防ぐためには、私たち一人ひとりがまさに一致団結し、取り組んでいくことが大切だと思います。来年はラグビーワールドカップ2019日本大会、その翌年には2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されますが、この世界的なイベントを成功させるために、警視庁とスクラムを組み、テロ撲滅の為にみなさんと“ONE TEAM”になって取り組んでいきたいと思います」とコメントした。