ダビド・フェレール(スペイン)は、「ASBクラシック」(1月8日~1月13日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート)の大会6日目となった11日、若手の注目選手の一人であるチョン・ヒョン(韓国)に勝利し、準決勝への進出を決めた。ベテラ…

ダビド・フェレール(スペイン)は、「ASBクラシック」(1月8日~1月13日/ニュージーランド・オークランド/ハードコート)の大会6日目となった11日、若手の注目選手の一人であるチョン・ヒョン(韓国)に勝利し、準決勝への進出を決めた。ベテランが若手を押さえ込んだ格好で、カウントは6-3、6-2、試合時間は1時間14分だった。

フェレールは35歳の38位、キャリア最高順位は3位だ。今大会には第7シードで出場している。

一方のチョンは21歳の62位。昨年の「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」では優勝するなど、実績面でも結果を出し始めており、若手対ベテランの対決する準々決勝となった。

試合はフェレールが1セット目から優位に展開。2ゲーム目でいきなり、チョンのサービスに対するフェレールのブレークが実現すると、続くリターンでもフェレールはサービスを破り、2ブレークアップの4-0と大きくリードした。

チョンは1ブレークして、押し返しはしたものの、追いつくまでには及ばず、フェレールが1セット目をそのまま先取した。持ち前の安定感のあるストロークを武器に挑んだチョンが、ストローク戦でも、フェレールの展開についていけなかった形になった。

2セット目も、フェレールは、1ブレークは許したものの、優位を終始ゆずらず押し切る形で、準決勝への進出を決めた。

準決勝の組み合わせは、今回の試合で勝ったフェレールと、フアン マルティン・デル ポトロ(アルゼンチン)対カレン・ハチャノフ(ロシア)の勝者と対戦することになる。(テニスデイリー編集部)

※写真はチョン・ヒョンとの対戦中のダビド・フェレール

(Photo by Phil Walter/Getty Images)