「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)は10日、予選を開始し、静かに大会の幕を開けた。年初のグランドスラムの優勝争いが実質的に始まった形になり、本戦への出場を目指した選手同士の熾烈な競争が繰り広げ…

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/本戦1月15~28日/ハードコート)は10日、予選を開始し、静かに大会の幕を開けた。年初のグランドスラムの優勝争いが実質的に始まった形になり、本戦への出場を目指した選手同士の熾烈な競争が繰り広げられそうだ。

予選の日程は10日から14日までの5日間で、当然その結果いかんで本戦への出場権を獲得する選手も変わってくることから、本戦ドローにも影響なしとはいえない。

日本人選手としては、内山靖崇(日本/北日本物産)と、添田豪(日本/GODAI)が男子シングルス予選に出場中だ。内山はすでに、ズデニェク・コラー(チェコ)と1回戦で対戦しており、6(5)-7、4-6で敗戦した一方で、添田は、6-3、7-6(5)でオスカー・オッテ(ドイツ)に勝利して、第一関門を突破したところだ。

女子シングルス予選には、土居美咲(日本/ミキハウス)、穂積絵莉(日本/橋本総業ホールディングス)らが予選に出場しており、試合の消化はまだ進んでいないものの、本戦に出場できるかどうかも焦点の一つになる。

本戦ドローにどの選手が食い込んでくるかも見所のひとつになりそうだ。(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」のコートと、その上で飛び上がって喜ぶセレナ・ウイリアムズ

(Photo by Hannah Peters/Getty Images)