アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は3日、「 カタール・エクソンモービル・オープン」でフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦し、白星をあげた。カウントは6-4、3-6、6-4で、ルブレフが準々決勝進出を決めた格好だ。試合時間は1時間56分だ…

アンドレイ・ルブレフ(ロシア)は3日、「 カタール・エクソンモービル・オープン」でフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦し、白星をあげた。カウントは6-4、3-6、6-4で、ルブレフが準々決勝進出を決めた格好だ。試合時間は1時間56分だった。

ルブレフは、現在、ランキングで39位で、20歳の選手。昨年に行われた若手の最強選手を決める「ネクストジェネレーション・ATPファイナルズ」にも出場しており、将来の楽しみな選手の一人だ。

一方のベルダスコは、ランキングで35位の34歳。ベテランとされる選手らの中に含めていいが、長年ベスト50を保っており、まだまだ活躍の余地もありそうだ。

今回、ルブレフは、1セット目からブレーク合戦に巻き込まれたものの、競り負けない展開。序盤で2度のブレークを許したものの、合計で3度のブレークを達成し、同選手は1セット目を取得した。

しかし、2セット目にはラリーでのミスや、ダブルフォルトもあり、ルブレフがセットを落とし、ベルダスコが逆に追いついた形になり、ルブレフも苛立ちを隠せない様子だった。

最終の3セット目には、3-3のイーブンで迎えた7ゲーム目で、ルブレフは30-30から、ストローク戦で粘ってブレークポイントを手にすると、次のポイントでもベルダスコに打ち勝ち、ブレークを実現。そのまま押し切って、このベテランとの一戦を制した。(テニスデイリー編集部)

※写真は「ムバダラ・ワールド・テニス・チャンピオンシップ」でのルブレフ

(Photo by Francois Nel/Getty Images)