脚のけいれんによりブリズベンでの今シーズン最初の試合の途中棄権を余儀なくされたウィンブルドンの覇者、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が、来週の「シドニー国際」への出場のワイルドカードの権利を得た。「シドニー国際」の主催者が、世界ランク2位の…

脚のけいれんによりブリズベンでの今シーズン最初の試合の途中棄権を余儀なくされたウィンブルドンの覇者、ガルビネ・ムグルッサ(スペイン)が、来週の「シドニー国際」への出場のワイルドカードの権利を得た。

「シドニー国際」の主催者が、世界ランク2位のムグルッサが追加で参加すると発表し、「全豪オープン」の前週に開催される同トーナメントに出場する選手のうち、主要大会の優勝者はこれで7名となった。

ムグルッサは「ブリズベン国際」の初戦で、リードを保っていた第3セットに脚のけいれんにより途中棄権している。

ビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)、「全米オープン」の覇者スローン・スティーブンス(アメリカ)、「全仏オープン」の覇者エレナ・オスタペンコ(ラトビア)、そのほか、過去にグランドスラムを制したペトラ・クビトバ(チェコ)、アンジェリック・ケルバー(ドイツ)、サマンサ・ストーサー(オーストラリア)に続いて、ムグルッサが「シドニー国際」のドローに加わることになる。

「今回のワイルドカードは、自分にとってコートにまた立つことができる非常に意味のある機会で、メルボルンで開催されるシーズン最初のグランドスラム大会の前に、もう数試合、ここでプレーできればと考えています」とムグルッサは話した。同選手は9月より一時期、世界ランク1位となっており、2017年のWTA年間最優秀選手を受賞している。

(C)AP(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」でメディカルチェックを受けているときのムグルッサ

(AP Photo/Tertius Pickard)